特許
J-GLOBAL ID:200903026439686671

ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-046794
公開番号(公開出願番号):特開平11-247911
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 ピストンを元の位置に確実に戻すことができるディスクブレーキを提供する。【解決手段】 反液圧側壁面部9aとシール部材10との間に第1の弾性部材12を、ピストン3側に空間部Bを形成して介装すると共に、シール部材10の外周側部分10aと環状溝9の底部との間に空隙部Cを形成した。複数個の転動リップ13を、その基板部13aが第1の弾性部材12とシール部材10との間になり、直交板部13bがシール部材10の外周側部分10aに当接するようにして、シール部材10の周方向に所定感覚で配置した。ブレーキ液が空隙部Cに流入し、シール部材10の外周側部分10aにおける液圧側部分が、反液圧側部分を支点として回動するようにして、第1の弾性部材12を徐々に圧縮しつつシール部材10が弾性変形する。転動リップ13がシール部材10の回動変形を促進させる。
請求項(抜粋):
ピストンを収納するキャリパのシリンダの内壁に環状溝を形成し、該環状溝に、前記シリンダと前記ピストンとの間を液封入するリング状のシール部材を嵌装し、ピストンの加圧時に生じる前記シール部材の弾性変形に基づく復元力により、除圧時に前記ピストンを引き戻させるピストン戻し機構を有するディスクブレーキにおいて、前記ピストン戻し機構は、環状溝の反液圧側壁面部とシール部材との間に設けられシール部材に比して大きい弾性係数のリング状の弾性部材と、この弾性部材と前記ピストンとの間に形成された環状の空間部と、シール部材の外周側部分の少なくとも液圧側部分と前記環状溝の底部との間に形成された空隙部とからなることを特徴とするディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 65/20 ,  F16J 15/18
FI (2件):
F16D 65/20 D ,  F16J 15/18 A

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