特許
J-GLOBAL ID:200903026441490784

モータ制御装置および方法並びにハイブリッド車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-092792
公開番号(公開出願番号):特開平11-275884
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 同期モータについてセンサレスでの気角の検出誤差、および電流制御における誤差によってトルクリップルが生じていた。【解決手段】 同期モータについて、ロータの電気角を想定し電圧を印加する工程、電圧に応じて流れる電流に基づいて電圧方程式を演算する工程、演算結果に生じる誤差に基づいて電気角を補正する工程によりセンサレスで電気角を検出する。また、電気角に応じて電圧を印加してトルク電流を流しトルクを発生させる。この際、電気角とモータ巻線のインダクタンスとの関係を予めテーブルとして記憶しておき、該テーブルを参照して各電気角に応じたインダクタンスを用いる。また、モータの回転に伴うインダクタンスの変化により生じる電圧分を考慮して電気角の検出およびトルク電流の制御を行う。これらの手段により同期モータのトルクリップルを低減することができる。
請求項(抜粋):
多相交流を流し得る巻線と回転子とを有する同期モータについて、該回転子の電気角を想定する電気角想定手段と、該同期モータが出力すべきトルクに応じた電圧を、前記想定された電気角に基づいて前記巻線に印加する電圧印加手段と、少なくとも、前記電圧印加手段により印加された電圧の電圧値と、該電圧に応じて前記巻線に流れる電流値と、モータの特性に応じて定められるインダクタンスとを用いた所定の演算を行うことにより、前記想定された電気角を補正する電気角補正手段とを備え、該補正された電気角を前記電気角想定手段による電気角の想定に反映させることによって、前記同期モータの運転を制御するモータ制御装置であって、さらに、前記回転子の電気角と前記インダクタンスとの関係を予め記憶した記憶手段を備え、前記電気角補正手段は、前記所定の演算において、想定された電気角に基づいて該記憶手段に記憶された関係を参照することにより得られたインダクタンスを用いる手段であるモータ制御装置。
IPC (3件):
H02P 6/08 ,  B60L 11/14 ,  H02P 6/16
FI (3件):
H02P 6/00 331 N ,  B60L 11/14 ,  H02P 6/00 331 U

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