特許
J-GLOBAL ID:200903026447658849

画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-299331
公開番号(公開出願番号):特開平9-120120
出願日: 1995年10月25日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】グラフィック・アーツ分野で求められる高いコントラストの画像を、生態系や作業環境に対して問題がなく、かつ、現像液の経時劣化が小さく極めて安定な現像液を用いて得ることを可能にし、銀スラッジによる汚れが防止された新規な画像形成方法を提供する。【解決手段】支持体上に少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有し、ヒドラジン系造核剤とオニウム塩系造核促進剤を含有するハロゲン化銀写真感光材料を実質的にポリヒドロキシベンゼン系現像主薬を含まず、アスコルビン酸類を現像主薬として含むpH≦10以下の現像液で現像処理することを特徴とする画像形成方法。
請求項(抜粋):
支持体上に少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有し、該乳剤層又はその他の親水性コロイド層中に、一般式(N)で表わされるヒドラジン系造核剤の少なくとも一種と、一般式(A)、一般式(B-1)〜一般式(B-3)で表わされる造核促進剤の少なくとも一種を含有するハロゲン化銀写真感光材料を、画像露光後、実質的にポリヒドロキシベンゼン系現像主薬を含まず、一般式(D)で表わされる化合物の少なくとも1種を現像主薬とし、pHが10以下の現像液で現像処理することを特徴とする画像形成方法。【化1】一般式(N)中、R1 は、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、又は複素環基を表し、R2 は、水素原子、アルキル基、アリール基又は複素環基を表す。Rは、水素原子又はブロック基を表す。Lは、アルキレン基又はアルケニレン基を表す。ただし、R1 -S-Lの部分に少なくとも2個の環を含むものとする。この各環は結合手及び/又は脂肪族基で結合されていてもよい。J1 及びJ2 は、各々連結基を表し、nは0または1を表す。Xは、芳香族残基又は複素環残基を表す。A1 及びA2 は、共に水素原子であるか、又は一方が水素原子で他方はアシル基、スルホニル基又はオキザリル基を表す。【化2】一般式(A)中、R1 、R2 、R3は、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルケニル基、シクロアルケニル基、ヘテロ環残基を表し、これらは更に置換基を有していてもよい。mは1ないし4の整数を表し、LはP原子とその炭素原子で結合するm価の有機基を表し、nは1ないし3の整数を表し、Xはn価の陰イオンを表し、XはLと連結していてもよい。【化3】一般式(B-1)〜一般式(B-3)中、Aはヘテロ環を完成させるための有機基を表す。B、Cは、それぞれ2価の基を表す。R1 、R2 は各々アルキル基またはアリール基を表し、R3 、R4は、水素原子または置換基を表す。R5 は、アルキル基を表す。Xはアニオン基を表すが、分子内塩の場合はXは必要ない。【化4】一般式(D)中、R1 、R2 は、それぞれヒドロキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基を表す。P及びQは、炭素原子あるいは酸素原子あるいは窒素原子から構成され、R1 、R2 が置換している2つのビニル炭素とカルボニル炭素と共同で5〜6員環を構成する。Yは、=O、または=N-R3 で構成される基である。ここでR3 は、水素原子、ヒドロキシル基、アルキル基、アシル基、ヒドロキシアルキル基、スルホアルキル基、カルボキシアルキル基を表す。
IPC (8件):
G03C 5/29 501 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/06 501 ,  G03C 1/09 ,  G03C 1/295 ,  G03C 5/30 ,  G03C 5/305 ,  G03C 5/31
FI (8件):
G03C 5/29 501 ,  G03C 1/035 C ,  G03C 1/06 501 ,  G03C 1/09 ,  G03C 1/295 ,  G03C 5/30 ,  G03C 5/305 ,  G03C 5/31

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