特許
J-GLOBAL ID:200903026451920760

制振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-045430
公開番号(公開出願番号):特開平10-238588
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 能動的な制振効果を有効に発揮し得る制振器を、簡単な構造をもって実現すること。【解決手段】 制振対象12に取り付けられる取付金具14に対して、剛性仕切部材16とマス部材18を、加振方向で互いに所定距離を隔てて配設すると共に、それら14,16,18を第一のゴム弾性体20と第二のゴム弾性体22によって直列的に連結せしめる一方、取付金具14と剛性仕切部材16の間に、壁部の一部が第一のゴム弾性体20で構成された第一の作用空気室36を形成すると共に、剛性仕切部材16とマス部材18の間に、壁部の一部が第二のゴム弾性体22で構成された第二の作用空気室48を形成し、それら第一及び第二の作用空気室36,48の空気圧を独立して制御することにより、マス部材18を加振せしめるようにした。
請求項(抜粋):
制振対象に取り付けられる取付部材と、該取付部材に対して防振すべき振動の入力方向に離隔して配設されたマス部材と、前記取付部材と該マス部材の間において、それら取付部材とマス部材とに対してそれぞれ防振すべき振動の入力方向に離隔して配設された剛性仕切部材と、前記取付部材と該剛性仕切部材の間に介装されて、それら両部材を弾性的に連結する第一のゴム弾性体と、前記剛性仕切部材と前記マス部材の間に介装されて、それら両部材を弾性的に連結する第二のゴム弾性体と、前記第一のゴム弾性体により壁部の一部が構成されて、前記取付部材と前記剛性仕切部材の間に形成され、内部の圧力変化に基づいて該剛性仕切部材に対して防振すべき振動の入力方向での該取付部材に対する相対的な変位力を及ぼす密閉された第一の作用空気室と、該第一の作用空気室に空気圧を及ぼしめて圧力変化を生ぜしめるための第一のエア給排路と、前記第二のゴム弾性体により壁部の一部が構成されて、前記剛性仕切部材と前記マス部材の間に形成され、内部の圧力変化に基づいて該マス部材に対して防振すべき振動の入力方向での該剛性仕切部材に対する相対的な変位力を及ぼす密閉された第二の作用空気室と、該第二の作用空気室に空気圧を及ぼしめて、該第二の作用空気室に前記第一の作用空気室から独立した圧力変化を生ぜしめるための第二のエア給排路とを、有することを特徴とする制振器。
IPC (3件):
F16F 15/04 ,  B60K 13/04 ,  F01N 7/08
FI (3件):
F16F 15/04 A ,  B60K 13/04 C ,  F01N 7/08 D

前のページに戻る