特許
J-GLOBAL ID:200903026457843601

圧縮されたビデオビットストリームにおける冗長な動きベクトルを符号化し復号するシステム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 三枝 英二 ,  舘 泰光 ,  眞下 晋一 ,  松本 公雄 ,  立花 顕治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-570430
公開番号(公開出願番号):特表2004-531925
出願日: 2002年03月05日
公開日(公表日): 2004年10月14日
要約:
本発明は、伝送された映像信号のロバストさ(強固さ)を高めるために、予測符号化ビデオオブジェクトプレーン(P-VOP)用の冗長な動きベクトル818を符号化し、復号する方法及びその装置に関する。1つの実施の形態では、MPEG-4に準拠したビットストリームのユーザデータビデオパケットに冗長な動きベクトルを提供する。それによって、強化されたビットストリームが、MPEG-4構文に準拠し、MPEG-4デコーダとの下位互換性を維持できるようになる。デコーダに係る1つの実施の形態には、標準の動きベクトルとその前のフレーム、すなわち、冗長な動きベクトルと前のフレームの前のフレーム又はその両者とから、P-VOPを再構成することができるという利点がある。【選択図】図8
請求項(抜粋):
ロバストに符号化されたビットストリームの映像情報を圧縮するのに適合したビデオエンコーダであって、 映像フレームを受信し、該映像フレームをビデオオブジェクトに構文解析するのに適合した定義モジュールと、 複数のイントラ符号化ビデオオブジェクトプレーン(I-VOP)及びビデオオブジェクトに対応する複数の予測符号化VOP(P-VOP)を生成するのに適合した複数のビデオオブジェクトプレーン(VOP)エンコーダとを含んで構成され、 前記複数のVOPエンコーダのうちの1つのVOPエンコーダが、前記映像フレームを基に、予測符号化VOP(P-VOP)を生成するように構成され、 前記VOPエンコーダが、現在のフレームにおけるビデオオブジェクト用の標準の動きベクトルを生成するように構成され、 前記標準の動きベクトルが、前記現在のフレームに対する直前のフレームにおける一部分の動きを基準とし、 前記VOPエンコーダが、前記現在のフレームにおけるビデオオブジェクト用の標準の動きベクトルとは独立した冗長な動きベクトルを生成するように構成され、 前記冗長な動きベクトルが、前記標準の動きベクトルによって参照された前記フレームに対する前のフレームにおける一部分の動きを基準とし、 前記VOPエンコーダが、データパケットに前記冗長な動きベクトルを組み込み、 前記VOPエンコーダの出力が、前記ロバストに符号化されたビットストリームに関係していることを特徴とするビデオエンコーダ。
IPC (1件):
H04N7/32
FI (1件):
H04N7/137 A
Fターム (16件):
5C059MA00 ,  5C059MA05 ,  5C059MB21 ,  5C059NN43 ,  5C059PP05 ,  5C059PP06 ,  5C059RA04 ,  5C059RB09 ,  5C059RB11 ,  5C059RB16 ,  5C059RB18 ,  5C059RC00 ,  5C059RC16 ,  5C059SS06 ,  5C059UA02 ,  5C059UA05
引用特許:
審査官引用 (2件)

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