特許
J-GLOBAL ID:200903026460405399

回転体のバランス修正装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-279834
公開番号(公開出願番号):特開2001-099739
出願日: 1999年09月30日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】 バランス修正のために再度主軸を組み立て直すことなく、回転軸のアンバランスを修正することができる。【解決手段】 回転軸を回転させ、回転基準位置検出器により検出された回転軸の回転基準位置と、変位検出器により検出された回転軸の軸心に対する半径方向の振動の振幅量に基づき、制御装置が回転軸のアンバランス角度位置とアンバランス量を算出する。制御装置は、回転軸のアンバランス角度位置とアンバランス量からバランス修正用リング14のどの位置の電極板18に電圧を印加するかを判断し、電圧印加装置は、制御装置により指示された電極板18の間に電圧を印加する。このとき、一時的に回転軸の回転を低速回転とすることにより、電圧が印加された電極板18の間のER流体19だけ固定され、残りのER流体19は回転軸を高速回転とすることによって、遠心力により中空部17の内周壁にへばりつき、回転軸のアンバランスを修正する。
請求項(抜粋):
回転体のバランスを修正する回転体のバランス修正装置において、前記回転体の回転基準位置を検出する手段と、前記回転体の軸心に対しての半径方向の振動の振幅量を検出する手段と、前記回転体の回転基準位置を検出する手段と前記回転体の軸心に対しての半径方向の振動の振幅量を検出する手段により検出された検出結果に基づき、前記回転体のアンバランス角度位置とアンバランス量を算出する制御手段と、前記回転体にその回転中心を中心として設けられたリング状の中空部と、この中空部の回転中心軸に垂直な内壁面に対をなして設けられると共に、軸心方向に複数配置された電極板と、前記中空部内に封入され、前記中空部の内部容積より少ない量に設定されている電気粘性流体と、前記制御手段からの指示により前記回転体のアンバランス角度位置の逆位相の前記電極板の間に電圧を印加する電圧印加手段と、を備えたことを特徴とする回転体のバランス修正装置。
IPC (4件):
G01M 1/32 ,  B23Q 11/00 ,  F16C 13/00 ,  F16F 15/36
FI (4件):
G01M 1/32 ,  B23Q 11/00 B ,  F16C 13/00 Z ,  F16F 15/36
Fターム (17件):
2G021AK11 ,  2G021AM07 ,  3J103AA02 ,  3J103AA09 ,  3J103AA79 ,  3J103BA37 ,  3J103CA02 ,  3J103CA62 ,  3J103CA78 ,  3J103DA05 ,  3J103FA04 ,  3J103GA03 ,  3J103GA05 ,  3J103GA52 ,  3J103HA01 ,  3J103HA11 ,  3J103HA60

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