特許
J-GLOBAL ID:200903026460405712
希土類添加強誘導性物質を用いるホログラムのゲート記録
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
五十嵐 孝雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-514395
公開番号(公開出願番号):特表2000-512422
出願日: 1996年10月02日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】二光子記録システムにて使用するために可逆的ホログラフィック記録媒体(25)として希土類添加強誘電性物質が開示されている。これら希土類元素は、強誘電性物資流の価電子帯及び伝導帯の中間の長命な電子状態を提供する。いくつかの場合には、これら希土類の中間状態は、低出力連続波(「cw」)レーザ(1)がその上に干渉模様を記録するために用いられ得る十分に長命さを有する。したがって、高出力、短パルス長、モードロック又はQスイッチレーザを要求しない二光子ホログラフィック記録システムがまた開示されている。開示されているホログラフィック記録システムは、ダイオードレーザのようなcwレーザを使用する。希土類添加物には、プラセオジム、ネオジム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウムが含まれる。これら各添加物は、近赤外線領域及び可視スペクトル領域における吸収を増加させる4f励起状態を有するイオンを提供すると共に、一般的に0.1〜1ミリ秒程度の寿命を有している。開示されている二光子ホログラフィック記録システムは、ホログラフィック記録媒体の電子を希土類の中間状態に励起する第一光子の吸収を提供する。この後、第二光子が吸収されると電子は媒体の伝導帯に励起され、この伝導帯において、記録システムにより与えられる干渉模様に従って電子が配置される。
請求項(抜粋):
ホログラフィック記録システムであって、 希土類元素が添加されている強誘電性物質を含むホログラフィック記録媒体と、 参照ビーム及び空間変調オブジェクトビームとに分離され、後に前記ホログラフィック記録媒体の第1領域上に再結合して干渉模様を形成する可干渉性単色放射を供給する第1放射源と、 前記ホログラフィック記録媒体の前記第1領域と少なくとも部分的に同じ位置にある前記ホログラフィック記録媒体の第2領域と光学的に結合されるゲートビームを供給する第2放射源と、を備え、 前記ホログラフィック記録媒体内に前記干渉模様が記録されるように、前記第1放射源及び前記第2放射源からの光子が、二光子処理によって、ホログラフィック記録媒体の電子を伝導帯へ共に励起する、ホログラフィック記録システム。
IPC (2件):
FI (2件):
G11B 7/00 651
, G11C 11/42 B
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