特許
J-GLOBAL ID:200903026467284791

イミダゾール誘導体を含有する胃溶性抗潰瘍剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-226433
公開番号(公開出願番号):特開平6-056665
出願日: 1992年08月03日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 イミダゾール誘導体が、胃の中で溶解しても実質的に分解することなく胃酸分泌抑制作用及び細胞保護作用を発揮する、特定のイミダゾール誘導体を含有する胃溶性抗潰瘍剤を提供する。【構成】 下記一般式(I):【化1】(式中、R1 〜R9 は、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基等である)で表わされるイミダゾール誘導体と、該イミダゾール誘導体に対して50重量%以上の塩基性物質とを含有する胃溶性抗潰瘍剤。
請求項(抜粋):
一般式(I):【化1】[式中、R1 は、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数5〜8のシクロアルキル基、アリール基、アラルキル基(ただし、そのアルキル基は炭素原子1〜4個を有する)、又はハロゲン原子を有する炭素数1〜8のアルキル基であり、R2 は、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数5〜8のシクロアルキル基、アリール基、アラルキル基(ただし、そのアルキル基は炭素数1〜4である)、炭素数1〜4のアルコキシル基を有する炭素数2〜6のアルキル基又はハロゲン原子を有する炭素数1〜8のアルキル基であり、あるいは、R1 とR2とが結合してR1 及びR2 が結合している窒素原子と共に環を形成してもよく、R3 、R4 、R5 及びR6 は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、低級アルコキシル基、アラルキルオキシ基、低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、ニトロ基、アミノ基、アシル基、フッ素置換低級アルキル基、又はフッ素置換低級アルコキシル基であり、また、R3 はR2 と結合してR2 が結合している窒素原子及びR3 が結合しているフェニル基の炭素原子と共に環を形成してもよく、R7 は、水素原子、置換基としてアリール基、水酸基、低級アルコキシル基、若しくはハロゲン原子で置換されていてもよい低級アルキル基、置換基として低級アルキル基、低級アルコキシル基、若しくはハロゲン原子で置換されていてもよいアリール基、置換基として低級アルキル基、低級アルコキシル基、若しくはハロゲン原子で置換されていてもよいアリールカルボニル基、又は硫黄原子を含む複素環基であり、R8 及びR9 は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、低級アルコキシル基、低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、ニトロ基、アミノ基、アシル基、フッ素置換アルキル基、フッ素置換アルコキシル基、又は、置換基として低級アルキル基、低級アルコキシル基、若しくはハロゲン原子で置換されていてもよいアリール基、あるいは、R8 とR9 とが結合してR8 及びR9 が結合している炭素原子と共に環(但し、芳香環を除く)を形成してもよい]で表わされるイミダゾール誘導体と、該イミダゾール誘導体に対して50重量%以上の塩基性物質とを含有することを特徴とする胃溶性抗潰瘍剤。
IPC (4件):
A61K 31/415 ACL ,  C07D233/84 ,  C07D401/12 ,  C07D403/12

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