特許
J-GLOBAL ID:200903026474956606

ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-137482
公開番号(公開出願番号):特開2000-326841
出願日: 1999年05月18日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】【課題】 切り返し転舵時に車両回頭方向のヨーモーメントが急増する状態となった時に、このヨーモーメントの急増を抑えて車両挙動の安定化を図ることを可能として、制御品質の向上を図ること。【解決手段】 X状の2系統のブレーキ配管a,bに対するブレーキ圧の供給源を運転者供給源cと制御用供給源dとに切り換える供給切換弁eと、各ホイルシリンダ圧を制御する圧力制御弁fと、制御手段hと、が設けられたブレーキ制御装置において、制御手段hは、後輪のスリップ角の方向が車両のヨーレイト発生方向と同一であり、かつ、ヨーレイトが設定値以上の時、ブレーキ配管a,bのいずれか一方の系統の後輪に制御用供給源dからブレーキ圧を供給して制動力を発生させる一方、ブレーキ配管a,bの他方の系統は運転者供給源cに接続させる後輪制動制御を実行するよう構成した。
請求項(抜粋):
ブレーキ配管として、右前輪のホイルシリンダと左後輪のホイルシリンダとを結ぶブレーキ配管と、左前輪のホイルシリンダと右後輪のホイルシリンダとを結ぶブレーキ配管との2系統のブレーキ配管が設けられ、各ブレーキ配管に、運転者の制動操作により生じるブレーキ圧を供給する運転者供給源と、運転者の制動操作とは別個に独立して形成した圧源からブレーキ圧を供給する制御用供給源との2系統の供給源が接続され、各ブレーキ配管に対するブレーキ圧の供給源を運転者供給源とするか、制御用供給源とするかを切り換える供給切換弁が設けられ、各ホイルシリンダ圧を制御する圧力制御弁が設けられ、車両の挙動に関する検出を行う車両挙動検出手段からの入力に基づいて前記供給切換弁ならびに圧力制御弁の作動を制御する制御手段が設けられたブレーキ制御装置において、前記制御手段は、後輪のスリップ角の方向が車両のヨーレイト発生方向と同一であり、かつ、ヨーレイトが設定値以上の時、ブレーキ配管のいずれか一方の系統の後輪に制御用供給源からブレーキ圧を供給して制動力を発生させる一方、ブレーキ配管の他方の系統は運転者供給源に接続させる後輪制動制御を実行するよう構成されていることを特徴とするブレーキ制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/58 ,  B60T 8/24
FI (3件):
B60T 8/58 Z ,  B60T 8/58 A ,  B60T 8/24
Fターム (22件):
3D045BB40 ,  3D045CC03 ,  3D045EE21 ,  3D045FF42 ,  3D045GG25 ,  3D045GG26 ,  3D046BB21 ,  3D046BB31 ,  3D046BB32 ,  3D046CC02 ,  3D046DD04 ,  3D046EE01 ,  3D046FF05 ,  3D046FF09 ,  3D046FF10 ,  3D046HH08 ,  3D046HH21 ,  3D046JJ00 ,  3D046KK11 ,  3D046LL23 ,  3D046LL36 ,  3D046LL43

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