特許
J-GLOBAL ID:200903026478039560
圧力容器にガス媒体を迅速に充填する方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-274023
公開番号(公開出願番号):特開平7-186904
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 圧力容器の体積を求める必要がなく、予め設定可能な充填圧力まで、ガス媒体を短時間で圧力容器に充填することが可能な方法及び装置を提供すること。【構成】 車両は圧力容器19を備えたタンク装置2を有する。充填設備1は天然ガスの貯蔵ユニット3、送出装置5及びタンク装置2に接続可能な接続ライン14を備える。送出装置5は制御及び測定装置5a、調整装置5b、及び入出力装置5cを備える。制御及び測定装置5aは調整弁7、マスフロー測定装置8及び圧力センサ9を備える。これら3つの部材は調整装置5bによって制御され、圧力容器19が天然ガスにより短時間で充填される。
請求項(抜粋):
圧力容器(19)に関してよりも高圧のガス媒体を貯蔵ユニット(3)中にて使用できるように、そのガス媒体を圧力容器(19)に迅速に充填する方法であって、前記圧力容器(19)は前記貯蔵ユニット(3)に接続された送出装置(5)に、耐圧力接続ライン(14)により接続され、充填前に環境温度(Tu )が測定され、かつ温度補正された許容充填圧力(Pz )が圧力容器用に予め設定された温度-圧力特性に基づいて決定され、少量のガスが送出装置(5)と圧力容器(19)との間の圧力補正を行うために圧力容器(19)に供給され、圧力容器(19)の初期圧力(P0 )が送出装置(5)内において測定され、特定質量(mb )のガスが圧力容器(19)に供給され、かつ圧力容器(19)の圧力(P1 )がマスフローの中断後に送出装置(5)中において測定される方法において、前記圧力容器(19)はその体積を演算することなく充填圧力(Pz )まで、充填可能であり、質量(m)と圧力(P)との間の数学的関係がガスの特定質量(mb )と測定圧力(P0 ,P1 )とから演算され、ガスの追加質量(mz1)は、数学的関係の補外法に基づき、追加質量(mzi)のガスを複数回に渡って供給することにより、圧力容器を充填圧力(Pz )まで充填するのに必要なものとして演算され、追加質量(mz1)のガスが圧力容器(19)に供給され、次いでそのマスフローが中断されるとともに圧力容器(19)の圧力(P2 )が測定され、ガスの追加質量(mz1)及び測定された圧力(P2 )は、相関関係及び補外法の信頼性を改善するため、質量(m)と圧力(P)との間の関係についての演算に考慮に入れられ、圧力容器(19)中の圧力が許容充填圧力(Pz )に達するまで、追加質量(mzi)のガスの圧力容器への供給、及びそれに続く圧力(Pi )の測定が1回以上繰り返されることを特徴とする方法。
IPC (2件):
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