特許
J-GLOBAL ID:200903026482814411
硬化被膜形成剤
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-155366
公開番号(公開出願番号):特開平5-339543
出願日: 1992年06月15日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 建材や自動車等に使用される金属素材や非金属無機素材等の基材表面または無機系塗膜の表面に、シリコーンのような高価な成分を用いずに、耐候性および密着性に優れた被膜を比較的短時間で形成することができる硬化被膜形成剤を提供する。【構成】 この硬化被膜形成剤は、1分子当たり少なくとも1個のR3 O基(R3 はメチルまたはエチルなどである。)と少なくとも1個のSi原子を有し、R3 O基とSi原子が結合してSi-O-C結合を形成しているとともに一部または全部のSi原子がSi-O-C結合を介して主鎖と直接または間接的に結合している構造を有し、有機溶剤(W)に可溶であって数平均分子量が1,000〜1,000,000の範囲にある含珪素ポリマー(P)、有機溶剤(W)、ならびに、シラノール基縮合用触媒(I)を含む。
請求項(抜粋):
1分子当たり少なくとも1個のR3 O基〔R3 は、水素原子、または、C数1〜20のアルキル基、C数1〜20の置換アルキル基、C数5〜10のシクロアルキル基、C数5〜20の置換シクロアルキル基、C数6〜20のアリール基、C数6〜20の置換アリール基、C数7〜20のアラルキル基、C数7〜20の置換アラルキル基、C数1〜20のアシル基およびC数1〜20の置換アシル基から選ばれる1種の基であり、R3 が1分子中に複数ある場合、複数のR3 は互いに同一であっても異なってもよい。〕と少なくとも1個のSi原子を有し、R3 O基とSi原子が結合してSi-O-C結合を形成しているとともに一部または全部のSi原子がSi-O-C結合を介して主鎖と直接または間接的に結合している構造を有し、有機溶剤(W)に可溶であって数平均分子量が1,000〜1,000,000の範囲にある含珪素ポリマー(P);有機溶剤(W);ならびに、シラノール基縮合用触媒(I)を含む硬化被膜形成剤。
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