特許
J-GLOBAL ID:200903026484536982
インクジェット記録ヘッドの駆動方法及びインクジェット記録装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
丸山 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-157978
公開番号(公開出願番号):特開2001-334659
出願日: 2000年05月24日
公開日(公表日): 2001年12月04日
要約:
【要約】【課題】 環境温度の変化によらず、大滴吐出時のサテライトの飛翔状態を常に良好な状態に保ち、かつ、大滴吐出後のリフィル動作を高速化させるインクジェット記録ヘッドの駆動方法及びインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】 圧電アクチュエータを駆動する駆動波形は、立ち上げ時間t1 で圧力発生室を圧縮する第1の電圧変化プロセス71と、時間t2 のあいだ電圧を保持した後、立ち下げ時間t3 で圧力発生室を膨張させる第2の電圧変化プロセス72を有する。ここで、ノズル部に発生する粒子速度の第1ピーク値v1 と第2ピーク値v2 が、室温環境下において0.3≦v2 /v1 ≦0.6の条件を満足するように第2の電圧変化プロセスの開始時間、電圧変化時間、および電圧変化量を設定することで、広い温度範囲での低速サテライトや微小サテライトの発生を防ぎ、サテライトの飛翔状態を常に良好に保つことが可能となり、大滴吐出後のリフィルを高速化でき、高周波でのインク滴吐出が可能となる。
請求項(抜粋):
電気機械変換器に駆動電圧を印加し、該電気機械変換器を変形させて、インクが充填された圧力発生室内に圧力変化を生じさせて該圧力発生室に連通されるノズルからインク滴を吐出させるインクジェット記録ヘッドの駆動方法であって、前記駆動電圧の電圧波形が、前記圧力発生室の体積を収縮させてインク滴を吐出させるための第1の電圧変化プロセスと、前記圧力発生室の体積を膨張させるための第2の電圧変化プロセスとを少なくとも有し、前記ノズル部に発生する粒子速度の第1ピーク値v1 と第2ピーク値v2 とが、室温環境下において、0.3≦v2 /v1 ≦0.6の条件を満足するように前記第2の電圧変化プロセスの開始時間、電圧変化時間、及び電圧変化量を設定することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの駆動方法。
IPC (2件):
Fターム (7件):
2C057AF06
, 2C057AF30
, 2C057AG47
, 2C057AR06
, 2C057AR08
, 2C057BA04
, 2C057BA14
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