特許
J-GLOBAL ID:200903026486768627

溶鋼漏洩防止用シ-ル材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-004128
公開番号(公開出願番号):特開2000-202593
出願日: 1999年01月11日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 溶鋼の連続鋳造開始時から鋳片の引き抜き開始時までの溶鋼漏洩を防止するシール性を有すると共に、引き抜き開始時の過大な荷重を凝固殻に発生させることがなく、冷却水ポンプの稼働不良等を軽減することのできる溶鋼漏洩防止用シール材を提供する。【解決手段】 溶鋼12の連続鋳造開始時に、鋳型13内に配置されるダミーバーヘッド15と鋳型13内壁との隙間17に入れる溶鋼漏洩防止用シール材10であって、内部に空気又は酸化剤を含み、紙、パルプ、可燃性繊維、又は木質片等を主体とする可燃材からなり、溶鋼12の注入開始時に隙間17からの溶鋼12の漏洩を阻止するシール性と、漏洩を防止された溶鋼12が凝固した後、凝固した鋳片の引き抜き開始時までの間に燃焼、炭化して崩壊する燃焼性とを備えている。
請求項(抜粋):
溶鋼の連続鋳造開始時に、鋳型内に配置されるダミーバーヘッドと鋳型内壁との隙間に入れる溶鋼漏洩防止用シール材であって、内部に空気又は酸化剤を含み、紙、パルプ、可燃性繊維、又は木質片等を主体とする可燃材からなり、前記溶鋼の注入開始時に前記隙間からの該溶鋼の漏洩を阻止するシール性と、漏洩を防止された前記溶鋼が凝固した後、凝固した鋳片の引き抜き開始時までの間に燃焼、炭化して崩壊する燃焼性とを備えていることを特徴とする溶鋼漏洩防止用シール材。

前のページに戻る