特許
J-GLOBAL ID:200903026490568691

非強化ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-218634
公開番号(公開出願番号):特開平9-059514
出願日: 1995年08月28日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 耐熱性、耐薬品性を損なわずに摩擦係数が小さく、かつ押出安定性に優れる、非強化のポリフェニレンスルフィド樹脂組成物を得ること。【解決手段】 Na含有量が2000ppm以下のポリフェニレンスルフィド樹脂70〜99重量%と(B)無水マレイン酸基を10重量%以下の比率で含有するα-オレフィン系共重合体1〜30重量%からなる樹脂組成物(1)100重量部に対し、(C)シランカップリング剤、エポキシ樹脂ごとき官能基含有有機化合物の1種以上が0.1〜10重量部の範囲にあり、更に前記(A)、(B)および(C)成分を含む樹脂組成物(2)100重量部に対し、(D)25°C、100sec1の粘度が1000poise以上のポリオルガノシロキサンが0.1〜10重量部の範囲にある非強化ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物。【効果】 摩擦係数が小さく、かつ押出安定性に優れた耐熱摺動用部材として好適な非強化樹脂組成物である。
請求項(抜粋):
(A)ポリフェニレンスルフィド樹脂70〜99重量%、(B)α,β-不飽和カルボン酸またはその酸無水物、あるいはそれらアルキルエステルから選ばれる少なくとも1種以上を必須共重合成分として含有するα-オレフィン系共重合体1〜30重量%からなる樹脂組成物(1)100重量部に対し、(C)シランカップリング剤(C1)、前記(C1)以外の分子内に有機官能基を2つ以上含む有機化合物(C2)から選ばれる少なくとも1種以上の官能基含有有機化合物が0.1〜10重量部の範囲にあり、更に前記(A)、(B)および(C)からなる樹脂組成物(2)100重量部に対し、(D)ポリオルガノシロキサン系樹脂が0.1〜10重量部の範囲にあることを特徴とする非強化ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物。
IPC (7件):
C08L 81/02 LRG ,  C08K 5/54 ,  C08L 77/00 LQT ,  C08L 83/04 LRY ,  C08L 81/02 ,  C08L 33:04 ,  C08L 83:04
FI (4件):
C08L 81/02 LRG ,  C08K 5/54 ,  C08L 77/00 LQT ,  C08L 83/04 LRY

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