特許
J-GLOBAL ID:200903026498152362

二重管用防火ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-169797
公開番号(公開出願番号):特開2001-317801
出願日: 2000年04月28日
公開日(公表日): 2001年11月16日
要約:
【要約】【課題】部品点数が少なく、構造が簡素化され、作動の不安定性を確実に解消できる二重管用防火ダンパを提供する。【解決手段】外管1と、内管2と、内管2の軸方向中央に設けられた外管1の内周面まで突出する突出部22と、突出部22に対応する位置で、外通風路11の断面積が少なくとも維持されるよう外管1に設けられた膨出部12と、外管1の内周面を軸方向に摺動し端縁が突出部22に接触したとき、外通風路11を閉鎖するダンパー筒13と、内管2内に設けられ、ばね52の付勢力による回転により内通風路21を閉鎖するダンパー板51と、内管2を貫通して設けられ、通風路11,21にそれぞれ温度感知部を有し、いずれかで設定温度以上を感知したときに作動する温度ヒューズ体3と、その作動によりばね52に蓄積された付勢力を解放してダンパー板51とダンパー筒13により通風路11,21を同時に閉鎖するカム機構4とを備えた。
請求項(抜粋):
外ダクトとその外ダクト内に挿通された内ダクトとからなる二重管と呼ばれる通気ダクトに用いられる防火ダンパーであって、(イ)前記外ダクトに接続される外管と、(ロ)前記外管内に所定間隔を保って挿通され、前記外管との間に外通風路を形成するとともに、それ自体の内部が内通風路を形成する前記内ダクトに接続される内管と、(ハ)前記内管の軸方向中央に設けられた前記外管の内周面まで突出する突出部と、(ニ)前記内管の突出部に対応する位置で、前記外通風路の周方向断面積が少なくとも維持されるよう外管に設けられた膨出部と、(ホ)前記外管の内周面を軸方向に摺動し端縁が前記突出部に接触したとき、前記外通風路を閉鎖するダンパー筒と、(ヘ)前記内管内に設けられ、ばねの付勢力による回転により前記内通風路を閉鎖するダンパー板と、(ホ)前記内管を貫通して設けられ、前記内通風路及び前記外通風路に温度感知部を有し、いずれかの温度感知部で設定温度以上を感知したときに作動する温度ヒューズ体と、(ト)前記温度ヒューズ体の作動により、前記ばねに蓄積された付勢力を解放して前記ダンパー板により内通風路を、前記ダンパー筒により外通風路を同時に閉鎖するカム機構と、を備えたことを特徴とする二重管用防火ダンパー。
IPC (3件):
F24F 13/14 ,  A62C 2/12 ,  A62C 3/00
FI (3件):
F24F 13/14 L ,  A62C 2/12 ,  A62C 3/00 A
Fターム (4件):
3L081AA04 ,  3L081AB02 ,  3L081FB03 ,  3L081FC02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 防火ダンパー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-189341   出願人:東北工業株式会社

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