特許
J-GLOBAL ID:200903026503700853

内燃機関の蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-120386
公開番号(公開出願番号):特開平9-303219
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 キャニスタに吸着されずに直接吸気通路に導入されるベーパの影響により、最適な最大パージ率が設定できない場合があった。【解決手段】 空燃比制御の安定性を考慮し、目標パージ率の上限値を最大パージ率PGRMAXとして設定する。この際、キャニスタから離脱するベーパ量に基づく最大パージ率として、時間上限パージ率PGTGT、全開パージ率PG100及び限界パージ率PGLMTに加え、燃料タンクから直接導入されるベーパ量に基づく最大パージ率として、タンクベーパパージ率PGTANKを求める(ステップ701〜704)。そして、これら各パージ率の上限値うち、最小の値を最大パージ率PGRMAXとして設定する(ステップ705)。
請求項(抜粋):
燃料タンクで発生する蒸発燃料を一時的に蓄えるキャニスタと吸気通路とを接続するパージ通路にこのパージ通路を開閉する制御弁を設け、前記吸気通路内に所定のパージ率で蒸発燃料を導入するように前記制御弁の開閉制御を行う内燃機関の蒸発燃料処理装置において、内燃機関の運転状態に応じた最大パージ率を設定する最大パージ率設定手段と、前記最大パージ率の範囲内において、制御の目標となるべき目標パージ率を内燃機関の運転状態に応じて設定する目標パージ率設定手段と、前記目標パージ率設定手段によって設定された目標パージ率に基づき、前記制御弁の開閉制御を行う制御手段とを備えており、前記最大パージ率設定手段は、前記燃料タンク内で発生し直接前記吸気通路に導入される蒸発燃料に基づきパージ率の上限を規定する第1のパージ率規定手段を少なくとも備えることを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 301 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/14 310
FI (3件):
F02M 25/08 301 J ,  F02D 41/02 330 J ,  F02D 41/14 310 C

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