特許
J-GLOBAL ID:200903026506069208

容積形圧縮機のスクロール部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-252949
公開番号(公開出願番号):特開平9-088851
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 容積形圧縮機のスクロール部材の精密な寸法精度を得るために、機械研削加工を必要とせず、製造効率や製造コストの改善を図り得る製造方法を提供することである。【解決手段】 基板2、2 ́の片面に渦巻き壁3、3 ́を形成した容積形圧縮機用の一組のスクロール部材1、1 ́のうち、少なくとも一方のスクロール部材1の渦巻き壁の表面を粗面化処理し、この面にフッ素系樹脂被膜4を20〜1000μmの厚さで形成し、この一組のスクロール部材を渦巻き壁同士が噛み合う状態で基板2、2 ́と渦巻き壁3 ́、3を圧接させ、かつ一方のスクロール部材1を他方のスクロール部材1 ́の渦巻き壁の中心の周りに偏心公転運動させて、フッ素系樹脂被膜4を所定の膜厚まで摺動摩耗させる。
請求項(抜粋):
基板の片面に渦巻き壁を形成した容積形圧縮機用の一組のスクロール部材のうち、少なくとも一方のスクロール部材の渦巻き壁の表面にフッ素系樹脂被膜を20〜1000μmの厚さで形成し、この一組のスクロール部材を渦巻き壁同士が噛み合う状態で基板と渦巻き壁を圧接させ、かつ一方のスクロール部材を他方のスクロール部材の渦巻き壁中心の周りに偏心公転運動させ、前記フッ素系樹脂被膜を所定の膜厚まで摺動摩耗させることを特徴とする容積形圧縮機のスクロール部材の製造方法。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/00
FI (2件):
F04C 18/02 311 R ,  F04C 29/00 U

前のページに戻る