特許
J-GLOBAL ID:200903026506503625
左右の車輪の各ブレーキ力のアンバランス時におけるアンチスキッドブレーキ制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-251101
公開番号(公開出願番号):特開平6-099804
出願日: 1992年09月21日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】左右車輪のアンチスキッドブレーキ制御を一つのモジュレータにより共通して行う場合に、左右車輪のブレーキ力の間に、アンチスキッドブレーキ制御に影響を及ぼす程度のアンバランスが生じても、アンチスキッドブレーキ制御時にその車輪のブレーキ力を確実に発生させる。【構成】左右前後輪の各車輪速度Wiから車体速度Vを算出し、かつ車輪速度Wiと車体速度Vとから、各車輪のスリップ率Siを算出する。左右前輪の各スリップ率の差が第1設定値以上であるとき、左右前輪のブレーキ力がアンバランスであると判定し、左右前輪のアンチスキッドブレーキ制御における減圧のためのしきい値を変更する処理を行う。その場合、左右後輪のスリップ率が第2設定値以上であるときは、この減圧のためのしきい値を変更する処理は行わない。
請求項(抜粋):
一組の左右車輪の各車輪速度のうち低い方の車輪速度を選択するセレクトロー制御により、前記左右車輪の各ブレーキシリンダのブレーキ圧を一つのモジュレータで共通して調整することによりアンチスキッドブレーキ制御を行うアンチスキッドブレーキ制御方法において、前記左右車輪毎にアンチスキッドブレーキ制御に関係する諸値を算出し、算出した前記左右車輪の諸値の差が第1設定値以上であるとき、前記左右車輪に対してブレーキ力アンバランスと判定し、ブレーキ力アンバランスと判定したときは、前記左右車輪の少なくとも一方の車輪のブレーキ力を所定の大きさに確保するように、アンチスキッドブレーキ制御の一部を変更する処理を行うことを特徴とする左右の車輪の各ブレーキ力のアンバランス時におけるアンチスキッドブレーキ制御方法。
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