特許
J-GLOBAL ID:200903026508725480

内部短絡保護装置を有する角形電池

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-359626
公開番号(公開出願番号):特開平10-188946
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【目的】 電池内部の万一の電極間短絡に対して、事故を局部に止どめ安全性が高い中容量角形2次電池の保護方式を提供すること。【構成】 箔状の電極側タブ8と、同じく端子側タブ9の中間に電極1枚分の最大瞬間電流では異常ないがそれを超す電流では溶断する特性を有する可溶片10を置き、耐熱性が高い2枚の絶縁フィルムでこれらを挟み込んで一体に接合して密閉構造となした絶縁ケース12の内部に可溶片10を取巻く消弧スペース11を設け、電極側タブ8には1枚の正電極タブ5を接合し、端子側タブ9は数十枚分を一体に接合成形してから正極端子へ接合してなる電極ヒューズ7を有する中容量角形2次電池。
請求項(抜粋):
一方は電池の電極に、他方は電池の端子に接続される2個の金属箔の端子を設けてその中央部に可溶片を接合し、前述2個の端子の可溶片に接近する部位を両面から耐熱性が高い樹脂フイルムで接合して前述可溶片の周囲に閉鎖空間を形成させて短冊状の密閉型ヒューズとなし、前述密閉型ヒューズの厚さは隣合う1枚の正電極と負電極、2枚のセパレータの一組からなる単位電極の厚さより薄く設定し、前述密閉型ヒューズは1枚の電極の最大瞬間負荷電流では異常なく、それを超す電流では溶断するように設定し、前述密閉型ヒューズを正電極と正極端子との間、あるいは負電極と負極端子の間に設置してなる角形電池。
IPC (3件):
H01M 2/34 ,  H01M 2/26 ,  H01M 10/40
FI (3件):
H01M 2/34 A ,  H01M 2/26 A ,  H01M 10/40 Z

前のページに戻る