特許
J-GLOBAL ID:200903026510671478

木材の人工乾燥法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-274917
公開番号(公開出願番号):特開平11-077616
出願日: 1997年09月01日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【目的】 特定の加熱溶融液相下で木材を加熱することにより、様々な断面形状の木材乾燥を可能にするとともに木材の表面割れを抑制しながら乾燥時間を大幅に短縮することを図る。また特定の加熱媒体廃液の再利用も図る。【構成】 親水性がない特定の石油類や天然油脂類を100°C以上の温度に溶融した加熱槽へ未乾燥木材を浸漬し連続加熱すると、直ちに木材表層部より内部へと熱が伝播され、木材内部に発生する蒸気圧により木材の乾燥が急速に進む。装置は飲食業等で用いるフライヤーと同様で簡易である。また加熱媒体をパラフィンとした場合、乾燥木材を浸漬したまま加熱を中断し放冷すると木材にパラフィンが浸透固化し耐水性・耐候性を付与することができる。さらに、褐色化したパラフィン廃液は、木材塗料、廃油の凝固処理剤及び蝋燭原料としてリサイクル利用が可能である。
請求項(抜粋):
パラフィンワックス等親水性がなく引火点が高く粘性のある石油類及び天然油脂類を特定な温度に加熱溶融させた液相下での連続煮沸を特徴とする木材の人工乾燥法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-319401

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