特許
J-GLOBAL ID:200903026514379020

映像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-221270
公開番号(公開出願番号):特開平7-079435
出願日: 1993年09月06日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 通信速度が可変できるパケット網に、最適な輻輳制御を行いながら映像符号化装置を用いる。【構成】 パケット網や映像符号化装置のバッファに空き容量がある場合には、リフレッシュ効果を有する予測法を用いて高品質映像転送を行う。通常は自己情報完結復元型の予測法と高圧縮率を実現し易い他情報依存復元型の予測法とを組合わせ、高圧縮で高品質な映像転送を行う。パケット網や映像符号化装置のバッファに空き容量がない場合には、量子化度を低減させパケット発生量を抑えた自己情報完結復元型の予測法を用い、復号化装置での復号にかかる時間を低減させ、映像品質を維持させる。【効果】 動的に予測法と量子化度を制御することで、高品質の映像通信を行うことができる。
請求項(抜粋):
映像信号を入力しパケットに符号化して通信速度に可変の上限が設けられた送信ノードを介してパケット網にそのパケットを送信する映像符号化装置において、映像信号の圧縮率が最大となるように予測法を選択する予測法選択器と、自己情報により復号可能な予測信号を生成する第一予測器と、自己情報および他情報により復号可能な予測信号を生成する第二予測器と、この二つの予測信号に基づき量子化度を変更する量子化器と、この量子化器により量子化され量子化度が変化する信号を可変長符号化する可変符号化器と、この可変符号化器の出力信号およびその復号順序の情報を搭載したパケットを生成するパケット化器と、このパケットを一時蓄積するバッファとを備え、前記バッファのパケット蓄積情報および前記パケット網からの輻輳情報を入力して、前記量子化器に与える量子化度を指定する信号、前記バッファに与える送信許可信号および前記予測法選択器に与える予測法指定信号を生成する調整器を備えたことを特徴とする映像符号化装置。

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