特許
J-GLOBAL ID:200903026520225875

自動変速機のロツクアツプ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-067431
公開番号(公開出願番号):特開平5-126230
出願日: 1991年03月30日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 確実に遮断状態に切り換えることができ、エンジンストール等の種々の不具合を未然に防止する。【構成】 環状の圧接面6a,16aが対向して形成されたフランジ6及びピストン16と、インプットシャフト11と接続されて前記両圧接面6a,16a間に位置するクラッチディスク23と、フランジ側圧接面6aに形成された環状の溝31と、フランジ側圧接面6aと反対面側とを連通する貫通孔41とを設け、接続状態から遮断状態への切換時には、フランジ側圧接面6aが溝31により複数に分割されているため、クラッチディスク23との間にATフルードが流入し易く、かつ、フランジ側圧接面6aに貫通孔41を経て反対面側のATフルードが供給されて、その圧力でクラッチディスクとの離間が積極的に行なわれる。
請求項(抜粋):
エンジンのクランクシャフトに固定されたトルクコンバータのハウジング内に設けられ、環状のフランジ側圧接面が形成されたフランジと、前記ハウジング内に、前記クランクシャフトの軸方向に移動可能に設けられ、前記フランジ側圧接面に対し所定間隔をおいて相対向する環状のピストン側圧接面が形成されたピストンと、円板状をなして前記ハウジング内に配設され、中心部に変速機のインプットシャフトが接続されるとともに、外周のフェーシングが前記フランジ側圧接面及びピストン側圧接面の間に位置するクラッチディスクと、前記フランジ側圧接面またはピストン側圧接面のいずれかに、周方向に環状に連続して形成された溝とを具備することを特徴とする自動変速機のロックアップ機構。

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