特許
J-GLOBAL ID:200903026521096980

ポリエステル系布帛の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-224819
公開番号(公開出願番号):特開平6-057622
出願日: 1992年07月30日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 色彩の深みや鮮明性に優れたポリエステル系布帛の製造方法を提供する。【構成】 次の(1)〜(5)の要件を具備する分割型ポリエステル系繊維よりなる織編物を準備する。(1)異形断面のポリエステル系極細繊維が複数本接合されていること。(2)ポリエステル系極細繊維は、低粘度ポリエステル成分と高粘度ポリエステル成分との二成分がサイドバイサイド型に複合されていること。(3)低粘度ポリエステル成分と高粘度ポリエステル成分との極限粘度[η]の差は、0.15以上であること。(4)複数本のポリエステル系極細繊維は、ポリエステル系接合剤によって接合されていること。(5)ポリエステル系接合剤のアルカリ溶解性は、低粘度ポリエステル及び高粘度ポリエステルよりも、大であること。この織編物に分割処理を施し、次に収縮処理を施す。これによって、捲縮したポリエステル系極細繊維で形成されたポリエステル系布帛を得るのである。
請求項(抜粋):
下記(1)〜(5)の要件を具備する分割型ポリエステル系繊維よりなる織編物に、分割処理を施してポリエステル系極細繊維を生成させ、次いで該ポリエステル系極細繊維に収縮処理を施して、該ポリエステル系極細繊維に捲縮を発現させることを特徴とするポリエステル系布帛の製造方法。記(1)異形断面のポリエステル系極細繊維が複数本接合されていること。(2)該ポリエステル系極細繊維は、低粘度ポリエステル成分と高粘度ポリエステル成分との二成分がサイドバイサイド型に複合されていること。(3)該低粘度ポリエステル成分と該高粘度ポリエステル成分との極限粘度[η]の差は、0.15以上であること。(4)複数本の該ポリエステル系極細繊維は、ポリエステル系接合剤によって接合されていること。(5)該ポリエステル系接合剤のアルカリ溶解性は、該低粘度ポリエステル成分及び該高粘度ポリエステル成分よりも、大であること。
IPC (3件):
D06C 23/04 ,  D03D 15/00 ,  D06M 11/38

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