特許
J-GLOBAL ID:200903026522703740

ビード/リム境界部を改良したランフラットタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-502398
公開番号(公開出願番号):特表2002-513361
出願日: 1998年04月15日
公開日(公表日): 2002年05月08日
要約:
【要約】ランフラットタイヤ(10)はトレッド(12)とトレッド(12)内部のベルトプライ(81)とを有するベルトパッケージを備える。複数の放射方向補強カーカス層(40)はベルトプライ(81)内部に配置され、間隔を介して配置された環状ビード(30)の間を延びる少なくとも1つのカーカス層を有する。タイヤ(10)は一対のサイドウォール(41)を有し、各サイドウォール(41)はベルトパッケージの横方向端縁でショルダー(83)から環状ビード(30)まで放射方向内側へ延びる。一対のサイドウォール(41)は複数のサイドウォール補強部材(50)を有し、タイヤ圧が失われたときにタイヤ(10)を支持する。互いに間隔を介して配置されたビード(30)はリム直径に対して所定の直径で配置されたビードコア(32)と、ビードコア(32)上方の2つのビード充填材(34、37)と、リムフランジ(84)から放射方向に所定間隙だけ離れた所にあるヒールコーナー(31c)と、ランフラットタイヤを通常のリムに取付け且つランフラットタイヤ(10)を通常のリム(80)に取付けるためのビードコア(32)下側にシート境界距離を有するリム境界部品とを含む。
請求項(抜粋):
膨脹時且つタイヤ圧が失われた時にタイヤの接触パッチの所で地面と接触して車両荷重を支持する、車両のリムに取付けられるラジアルタイヤであって、タイヤ圧が失われた状態で車両荷重を支持するサイドウォール補強部材と一緒に配置されるカーカス補強材を含む一対のサイドウォールと、通常のリム上にタイヤを取付け且つ支持するためのカーカス補強材によって互いに接合されたゴムのリム境界部品を含む互いに間隔をあけて配置された一対の環状ビードとを有し、 ビードのリム境界部品はエラストマーゴム部分と、リムシート部分と、ヒールフランジ部分とを含み、エラストマーゴム部分は所定の硬度を有し且つ通常のリムと境界を成し、 リム境界部品のヒールフランジ部分はヒールコーナーを有し、このヒールコーナーはタイヤがリムに取付けられたときにヒールフランジ部分の円周方向の大部分で通常のリムのリムフランジから放射方向に一定の間隙だけ離れており、この放射方向間隙はタイヤが一般タイヤ圧の100%で且つ車両荷重から通常の最大タイヤ荷重を受けた時に約4mm〜約6mmであり、タイヤが一般タイヤ圧の約15%以下に低下したタイヤ圧で且つ車両荷重から通常の最大タイヤ荷重を受けたときに放射方向間隙がゼロになり、 リム境界部品は、タイヤ硬化後で且つリムに取り付ける前にタイヤの各環状ビードの横方向中心線で測定した時に約4mm〜約6mmのシート境界放射方向距離を有し、 タイヤはリムに容易に取り付けでき、タイヤ圧が失われた状態でリムに保持されることを特徴とするタイヤ。
IPC (5件):
B60C 17/00 ,  B60C 15/00 ,  B60C 15/02 ,  B60C 15/04 ,  B60C 15/06
FI (5件):
B60C 17/00 B ,  B60C 15/00 M ,  B60C 15/02 G ,  B60C 15/04 C ,  B60C 15/06 B
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る