特許
J-GLOBAL ID:200903026525358202

シートベルトリトラクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-066326
公開番号(公開出願番号):特開平5-193441
出願日: 1992年03月24日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】フレームに確実に係合してリールシャフトの回転を確実にロックすることができるようにして信頼性を向上する。【構成】ロックギヤ13がリールシャフト4に対してB方向に相対回動すると、第1カム孔13iにより突出軸19dが移動し、メインパウル19がB方向へ回動して、第1および第2係止爪19b,19cと係合する歯20aが決定される。このとき、突出軸21cが孔13mに沿って単に移動するだけであるので、バックアップパウル22は回動しない。更に、ロックギヤ13がB方向に相対回動すると、第1および第2係止爪19b,19cと歯20aとが噛み合い始め、突出軸21cが径方向の孔13kに沿って移動する。バックアップパウル22がB方向へ回動して、バックアップパウル22と係合する歯2fが決定される。更にロックギヤ13のB方向への相対回動で、第1および第2係止爪19b,19cと歯20a、バックアップパウル22と歯2fが同時にかつ完全に係合する。
請求項(抜粋):
ウェビングを巻取るリールシャフトと、該リールシャフトの両端を回動自在に支持するフレームと、該フレームおよびリールシャフト間に配設されて通常時リールシャフトの回動を許容し必要時に作動してリールシャフトの少なくともウェビング引出し方向の回動を阻止するロック手段と、車両に所定値以上の減速度が加えられたとき作動する減速度感知手段と、該減速度感知手段の作動により前記ロック手段を作動するロック作動手段とを備えているシートベルトリトラクタにおいて、前記ロック手段は、前記フレームの前記リールシャフト一端側に設けられた第1係合部材および第1被係合部のいずれか一方と、前記リールシャフトの一端側に支持され前記第1係合部材および前記第1被係合部のいずれか一方に係合可能な前記第1係合部材および前記第1被係合部のいずれか他方と、前記フレームの前記リールシャフト他端側に設けられた第2係合部材および第2被係合部のいずれか一方と、前記リールシャフトの他端側に支持され前記第2係合部材および前記第2被係合部のいずれか一方に係合可能な前記第2係合部材および前記第2被係合部のいずれか他方とを備えており、また前記ロック作動手段は、前記第1係合部材および第1被係合部のいずれか一方と前記第1係合部材および前記第1被係合部のいずれか他方との係合が可能な状態に設定した後、前記第2係合部材および前記第2被係合部のいずれか一方と前記第2係合部材および前記第2被係合部のいずれか他方との係合が可能な状態に設定し、次いで前記第1被係合部と前記第1係合部材との係合および前記第2被係合部と前記第2係合部材との係合を行うロック調整手段を備えていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。

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