特許
J-GLOBAL ID:200903026531934835

内燃機関の吸入空気量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-037912
公開番号(公開出願番号):特開平5-231212
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】本発明は燃焼室に渦状の吸入空気流を形成するヘリカル通路と、排気ガスを吸気管に導入する排気ガス再循環装置とを備えた内燃機関の吸入空気量制御装置に関し、渦状の吸入空気流を形成すると共に排気ガス再循環を実行する低負荷運転状態と、渦状の吸入空気流と排気ガス再循環を停止する高負荷運転状態との切り換え時のトルク段差を防止することを目的とする。【構成】低負荷運転状態において吸入空気量を増量させる吸入空気量増量手段を設け、低負荷運転状態の発生トルク(曲線D)に吸入空気量の増量により発生するトルク(ハッチングで図示)を加算することにより、低負荷運転状態と高負荷運転状態との間のトルク差を補償する。吸入空気量増量によるトルクが加算された発生トルク(曲線G)と高負荷運転状態における発生トルク(曲線E)とは連続した曲線となり、運転状態切り換え時のトルク段差が防止される。
請求項(抜粋):
吸気管に連通し、燃焼室への開口端の周りに旋回したヘリカル通路と、前記吸気管に連通し、前記開口端に直線状に通ずるストレート通路と、該ストレート通路を開閉する吸気制御弁と、排気ガスを前記吸気管に導入して排気ガスの再循環を行う排気ガス再循環装置とを備えると共に、前記吸気制御弁を閉弁し、且つ前記排気ガス再循環装置による排気ガスの再循環を行う第1の運転状態と、前記吸気制御弁を開弁し、且つ前記排気ガスの再循環を停止する第2の運転状態とを、内燃機関の運転状態に応じて切り換える切換手段を有してなる内燃機関の吸入空気量制御装置において、前記第1の運転状態の時に吸入空気量を増量する吸入空気量増量手段を設け、前記第1の運転状態における発生トルクと前記第2の運転状態における発生トルクとのトルク差を、前記吸入空気量増量手段による吸入空気量の増量により発生したトルク分で補償することを特徴とする内燃機関の吸入空気量制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/04 310 ,  F02B 31/02 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 330 ,  F02M 25/07 550

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