特許
J-GLOBAL ID:200903026543887980

血流量測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 郁男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-092595
公開番号(公開出願番号):特開平9-276270
出願日: 1996年04月15日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 迅速性、正確性及び再現性に優れ、各種補正を必要とせず且つ操作が容易な超音波トランジットタイム方式血流量測定装置を提供する。【解決手段】 血管内径以上のビーム幅の超音波発信受信が可能な一対の板状ピエゾ素子を内蔵し、超音波の発信受信部、血管挿入取り出し用スライド開閉式カバー付血管保持部、コネクター付接続コード及びハンドルより成る血流量測定用プローベ、該プローベから接続コードを介して電気信号を受信して血流量を算出する演算処理装置、及びデータ表示装置とから少なくとも構成される超音波トランジットタイム方式血流量測定装置であって、前記血管保持部には、保持血管の裏面側で、前記超音波発信受信部の平面に並行し、且つ両ピエゾ素子の間隔の中間点に、超音波反射板が設けられている。
請求項(抜粋):
超音波の発信受信部、血管挿入取り出し用スライド開閉式カバー付血管保持部、コネクター付接続コード及びハンドルより成る血流量測定用プローベ、該プローベから接続コードを介して電気信号を受信して血流量を算出する演算処理装置、及びデータ表示装置とから少なくとも構成される超音波トランジットタイム方式血流量測定装置であって、前記プローベの超音波発信受信部は、前記血管保持部に保持された血管に接する帯状の平滑、平坦平面を有し、且つその内部側に該帯状平面に沿って間隔を隔てて配置された血管内径以上のビーム幅の超音波発信受信が可能な一対の板状ピエゾ素子を内蔵し、前記血管保持部には、保持血管の裏面側で、前記超音波発信受信部の平面に並行し、且つ両ピエゾ素子の間隔の中間点に、超音波反射板が設けられ、先ず前記ピエゾ素子の一方から、斜め方向に、反射板に向けて超音波ビームを発信し、ビームが前記平面及び血管を通過して、反射板に達し、反射板で反射されて再び血管及び平面を通過し、他方のピエゾ素子により受信され、次いで、前記両素子の発信、受信を逆転させて操作し、該両操作により受信された両受信超音波周波の位相差により血流量を計測することを特徴とする超音波トランジットタイム方式血流量測定装置。
IPC (2件):
A61B 8/06 ,  G01S 15/58
FI (2件):
A61B 8/06 ,  G01S 15/58

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