特許
J-GLOBAL ID:200903026544089476

ルータ及び広域通信網システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-015995
公開番号(公開出願番号):特開平6-232875
出願日: 1993年02月03日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】経路制御情報の定期配信を要する複数LANの各々にルータを配し公衆網経由で接続した広域通信網システムにおいて、経路制御情報の公衆網上の通信費を節減し、公衆網接続を望まない隔離LANのセキュリテイを確保する。【構成】各ルータA,B,Cは、格納した経路制御情報を定期的に自己のLAN-A及びE,B,Cにそれぞれ配信し、新たな経路制御情報を受信し変化を検出したときのみ格納内容を変更し公衆網(ISDN)を介して相互に通知する。また各ルータはISDN側IPアドレスの大小で親・子を識別する。最小のIPアドレスI21のルータAが親となり経路制御情報の変更通知を子ルータB,Cの両方に行うので、子ルータB,C各々は親ルータAのみに変更通知を行うだけでよい。あるLAN、例えばLAN-Eの経路制御情報に転送否が指定されると、ルータAはその分の経路制御情報をルータB,Cへ通知しない。
請求項(抜粋):
複数のLAN相互間の接続経路を示す経路制御情報の定期的な配信を要するLANと公衆網との間に設けられ、前記公衆網を通して他のルータと対向し前記複数のLAN相互間を接続するルータにおいて、前記公衆網を通さずに接続される自己のLAN側の接続経路を示す第1の部分経路制御情報と前記公衆網を通して接続される前記他のルータおよび他のLAN側の接続経路を示す公衆網通信アドレスを含む第2の部分経路制御情報とから成る経路制御情報を格納する経路制御情報格納手段と、前記自己のLANから受信した経路制御メッセージから前記第1の部分経路制御情報を算出し前記経路制御情報格納手段の格納内容と比較し、変化があるときのみこの経路制御情報格納手段の格納内容を変更し、かつ第1の変更通知信号を出力する第1の受信制御手段と、前記公衆網を通して接続された前記他のルータから受信した経路制御メッセージから前記第2の部分経路制御情報を算出し前記経路制御情報格納手段の格納内容と比較し、変化があるときのみこの経路制御情報格納手段の格納内容を変更し、かつ第2の変更通知信号を出力する第2の受信制御手段と、外部からの制御情報に基づき前記経路制御情報格納手段内の前記経路制御情報を設定および変更し、第3の変更通知信号を出力する保守制御手段と、所定時間間隔ごとに前記経路制御情報格納手段内の前記経路制御情報に基づいて前記自己のLAN対応の経路制御メッセージを作成し前記自己のLANへ出力する第1の送信制御手段と、前記第1,第2および第3の変更通知信号のいずれかを受信すると前記経路制御情報格納手段内の前記経路制御情報に基づいて前記公衆網対応の経路制御メッセージを作成し前記公衆網を通して接続した前記他のルータへ出力する第2の送信制御手段と、を備えることを特徴とするルータ。
IPC (3件):
H04L 12/28 ,  H04L 12/66 ,  H04L 12/56
FI (3件):
H04L 11/00 310 C ,  H04L 11/20 B ,  H04L 11/20 102 D

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