特許
J-GLOBAL ID:200903026544976979

インク噴射装置の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-181646
公開番号(公開出願番号):特開平9-029960
出願日: 1995年07月18日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【目的】 駆動周波数よってインク噴射速度が変動しにくい印字品質の良好な低コストのインク噴射装置の駆動方法を提示すること。【構成】 駆動波形10は、インクを噴射させるための第1のパルス信号Aと、噴射後のインク流路613内の残存圧力変動を補償するための第2のパルス信号Bからなり、第1のパルス信号A、第2のパルス信号Bのどちらも波高値(電圧値)はVである。第1のパルス信号Aの幅Waは、インク流路613内の圧力波の片道伝播時間Tの3倍に一致し、第2のパルス信号Bの幅Wbはインク流路613内の圧力波の片道伝播時間Tの1.5倍である。第1のパルス信号の立ち下がりタイミングTpから、第2のパルス信号Bの立ち上がりタイミングTsと立ち下がりタイミングTeとの中間タイミングTmまでの時間Tdは、インク流路613内の圧力波の片道伝播時間Tの2.5倍である。
請求項(抜粋):
インクが充填されるインク室と、前記インク室の容積を変化させるためのアクチュエータと、前記アクチュエータに電気信号を印加するための単一の駆動電源と、前記アクチュエータに前記単一の駆動電源から第一のパルス信号を印加することにより、前記インク室の容積を増大させてインク室内に圧力波を発生させ、前記インク室内を圧力波が片道伝播する時間Tの約3倍以上であり、且つ前記片道伝播時間のほぼ奇数倍である所定時間後、増大状態から容積を自然状態に減少させて前記インク室内のインクに圧力を加えてインク滴を噴射させる制御手段とを備えたインク噴射装置の駆動方法であって、前記第1のパルス信号と波高値が同じであり、且つ前記第1のパルス信号とパルス幅が異なる第2のパルス信号を、前記制御手段が、第2のパルス信号の立ち上がりタイミングTsと第2のパルス信号の立ち下がりタイミングTeとの中心タイミングTmが前記第1のパルス信号の立ち下がり時点から2.25T〜2.75Tの間となるように、前記アクチュエータに前記単一の駆動電源から印加することを特徴とするインク噴射装置の駆動方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-339660
  • 特開昭63-252750

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