特許
J-GLOBAL ID:200903026559340817
高圧蒸気復水器の圧力制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-298015
公開番号(公開出願番号):特開平11-132674
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 安定な圧力制御を可能とし、かつ制御性能の悪化を低減する。【解決手段】 ゴミを燃焼させて蒸気を発生させるボイラ31で発生された蒸気は高圧蒸気蓄積タンク32に蓄積される。タンク32の高圧蒸気は蒸気タービン33に供給されるとともに、高圧蒸気復水器34に流量計35を介して供給される。復水器34は、復水器単体(バンドル)A,B,Cを組み合わせて構成され、これらバンドルA,B,Cの出力側には圧力制御弁36a,36b,36cが設けられる。この圧力制御弁36a,36b,36cは制御弁駆動信号発生部37からの駆動信号で制御される。選択器38は、流量計35からの信号により圧力制御弁36a,36b,36cの運転の可否を選択するものである。圧力センサ39の信号と圧力設定値は偏差器40にて比較され、その偏差出力は制御器41に与えられる。制御器41の出力は駆動信号発生部37に供給される。
請求項(抜粋):
燃料を燃焼させて蒸気を発生させ、その蒸気を高圧蒸気蓄積タンクを介して蒸気タービンに供給して蒸気タービンを運転させる発電設備であって、前記高圧蒸気蓄積タンクに連結され、蒸気流量変動を吸収させる高圧蒸気復水器と、この復水器の蒸気流入側の圧力を検出するセンサと、このセンサの出力信号と圧力設定値とを比較し、その偏差出力を送出する偏差器と、前記復水器の蒸気流出側に設けられる圧力制御弁と、前記偏差器の偏差出力が供給され、出力に前記圧力制御弁の調節量が送出される制御器と、前記タンクと復水器との蒸気流路に設けられた流量計と、この流量計からの流量信号が与えられ、その流量信号に応じて選択信号を送出する選択器と、この選択器から送出される選択信号が与えられ、選択信号の有無により前記圧力制御弁を開閉させるとともに、前記制御器からの調節量に応じて前記圧力制御弁を調節する制御弁駆動信号発生部とを備えたことを特徴とする高圧蒸気復水器の圧力制御装置。
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