特許
J-GLOBAL ID:200903026559902211
内燃機関の弁作動装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-139267
公開番号(公開出願番号):特開平5-332111
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】高速用カムと低速用カムとの切換に係る応答性を向上させること。【構成】カム切換弁70を、第1ポート77,第2ポート74,第1ドレーン孔75及び第2ドレーン孔76を含んで構成し、第2ポート74が開口し、作動油が供給された後にドレーン孔開閉部86により第2ドレーン孔76を閉止し、第1ドレーン孔75を実質的に絞りを介装した状態にして、第2ポート74への供給圧力が所定の圧力にすることにより、応答性を向上させる。
請求項(抜粋):
機関の回転に応じて運動する第1及び第2の運動部材と、機関の油圧によって駆動され第1の運動部材と第2の運動部材とを連動せしめる第1の状態と、第1の運動部材と第2の運動部材との連動を解除する第2の状態との2つの状態を切換える油圧応動切換手段と、を有して、吸気弁または排気弁の作動態様を複数の態様に切換え制御する可変動弁装置を備えた内燃機関において、機関により駆動され、油圧を発生するオイルポンプと、該オイルポンプと前記油圧応動切換手段との間の油圧経路に設けられ該油圧応動切換手段への供給油圧を制御するスプール式油圧制御弁と、を含んで構成すると共に、前記スプール式油圧制御弁を、オイルポンプに連通する流入孔と前記油圧応動切換手段に連通する流出孔と圧力開放用のドレーン孔と該ドレーン孔よりも大きい絞り効果を有して圧力開放側へ連通する絞り通路とを有する弁本体と、該弁本体内部を摺動することにより前記流入孔と流出孔との連通を開閉するスプールと、を含んで構成し、前記流入孔,流出孔,ドレーン孔及び絞り通路とスプールとの関連構成を、前記第1の状態では、前記流入孔と流出孔との連通後スプールが移動して前記流入孔と絞り通路とが連通し、また第2の状態では、スプールが移動して前記流入孔とドレーン孔とが連通する構成としたことを特徴とする内燃機関の弁作動装置。
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