特許
J-GLOBAL ID:200903026565518369

共有資源排他制御装置を使用した疎結合電子計算機システムにおける電子計算機の監視方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-042409
公開番号(公開出願番号):特開平5-216853
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 共有資源排他制御装置を使用する疎結合電子計算機システムにおいて、共有資源排他制御装置の監視タイマへの、電子計算機からの通知が一定時間以内にこない場合、共有資源排他制御装置が電子計算機との接続を切り離したことを電子計算機内部の監視により検出できるようにする電子計算機の監視方式。【構成】 共有資源排他制御装置を使用して共有資源の排他制御を行っている疎結合電子計算機システムで、各電子計算機20,30に時間監視タイマ通知手段22,32が通知実行を記録する通知管理領域23,33と、一定時間毎に通知管理領域を調べる通知処理監視手段24,34と、共有資源40と共有資源排他制御装置10の使用を禁止する共有資源使用禁止手段25,35とを設けており、通知処理監視手段が通知管理領域に通知実行の記録がないことを検出した場合、共有資源使用禁止手段で以降の共有資源と共有資源排他制御装置の使用を禁止する。
請求項(抜粋):
複数の電子計算機と、複数の電子計算機に接続され、これら複数の電子計算機間の共有資源を排他制御する共有資源排他制御装置とを備え、前記共有資源排他制御装置が各電子計算機毎の時間監視タイマと、監視時間オーバ検出手段とを含み、前記電子計算機がおのおの一定時間の経過を検出するインターバルタイマと、前記インターバルタイマによる一定時間経過の検出に伴い前記時間監視タイマへ通知を行うための時間監視タイマ通知手段とを含み、各電子計算機が共有資源排他制御装置を使用中には、一定時間以内毎に前記時間監視タイマ通知手段で通知を行うことにより各電子計算機が共有資源排他制御装置を正常に使用中であることを伝え、共有資源排他制御装置では前記監視時間オーバ検出手段により一定時間以内に電子計算機からの通知が来ないことを検出した場合に、通知の来なかった電子計算機で何らかの処理異常または接続パス障害が発生したと判断し、以降、共有資源制御装置が当該電子計算機からの使用を拒否する疎結合電子計算機システムにおいて、前記電子計算機が、前記時間監視タイマ通知手段が通知を行った時に通知を行ったことを記録する通知管理領域と、前記インターバルタイマによる一定時間経過の検出に伴い前記通知管理領域を調べる通知処理監視手段と、電子計算機間の共有資源および共有資源排他制御装置の使用を禁止する共有資源使用禁止手段とを備えており、通知管理領域に通知実行の記録がないことを検出した場合、前記共有資源使用禁止手段で以降の共有資源および共有資源排他制御装置の使用を禁止する、疎結合電子計算機システムにおける電子計算機の監視方式。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-193260
  • 特開平2-118873
  • 特開昭62-078666
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