特許
J-GLOBAL ID:200903026572892810

交差コイル型指示計器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-018855
公開番号(公開出願番号):特開2000-035446
出願日: 1999年01月27日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】【目的】 帰零用磁力を発生させる構成に工夫を凝らし、両交差コイルの各電磁力に基づき円板状マグネットに生ずる各磁力の磁力差及び帰零用磁力を相殺するようにした交差コイル型指示計器を提供することを目的とする。【解決手段】 磁気シールドケーシング20は、その外周壁21の一部にて、異形部22を備えており、この異形部22は、磁気シールドケーシング20の外周壁21の一部からその内側へ断面コ字状に突出形成されている。この異形部22は、マグネット80の外周壁に対向して、交差コイル50の中空部に向けその軸方向に沿い交差コイル50の電磁力とは逆位相となる帰零用磁力をマグネット80との間で生ずるように突出形成されている。
請求項(抜粋):
樹脂製ハウジング(10)と、このハウジングの外壁に巻装されてその軸方向に電磁力を発生する第1交差コイル(40)と、前記第1交差コイルを介しこれに交差するように前記ハウジングの外壁に巻装されてその軸方向に電磁力を発生する第2交差コイル(50)と、前記ハウジング内に回動可能に支持された指針軸であってその先端部にて文字板(70)を通り延出する指針軸(60)と、前記ハウジング内にて前記指針軸の中間部位に支持されて前記第1及び第2の交差コイルの各電磁力に基づき前記指針軸と共に回動する円板状マグネット(80)と、この指針軸の先端部に支持されて当該指針軸に連動して回動して前記文字板上にて指示表示する指針(90)と、前記ハウジングをその底壁から収容する軟磁性材料からなる磁気シールドケーシング(20、20A)とを備える交差コイル型指示計器において、前記磁気シールドケーシングは、その外周壁の一部にて、前記第2交差コイルの軸方向に沿いこの交差コイルの電磁力とは逆位相にて前記マグネットとの間に帰零用磁力を発生するように形成した異形部(22、23、26)を備えていることを特徴とする交差コイル型指示計器。
FI (2件):
G01R 5/16 E ,  G01R 5/16 D

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