特許
J-GLOBAL ID:200903026575979496

エコー抑圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-088998
公開番号(公開出願番号):特開平8-288894
出願日: 1995年04月14日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【構成】 端子11の送話側音声信号をエコー抑圧部12で音量抑圧して端子13に送る。この送話側音声信号の1フレーム分の音声電力PTXを送話側電力計算部21で計算してエコー抑圧量計算部23に送り、送話側音声信号の周囲雑音の平均最大振幅SN をエコー抑圧部12に送る。また、端子14からの受話側音声信号PRXの所定フレームの平均PRX(a) を受話側電力計算部24で計算して、エコー抑圧量計算部23に送る。エコー抑圧量計算部23では、受話側の音声電力の平均PRX(a) が所定の閾値TH3 以上のとき、送話側の音声電力PTXに応じてエコー抑圧量を決定し、エコー抑圧部12に送る。エコー抑圧部12では、送話側音声信号がSN 以上のとき、エコー抑圧量計算部23からのエコー抑圧量に応じた音量抑圧を行う。【効果】 周囲雑音の不連続感を抑え、通話音声の品質を維持し、効果的なエコー抑圧が行える。
請求項(抜粋):
発音手段からの音が近接して配置された収音手段に廻り込むことにより生じるエコーを抑圧するエコー抑圧装置において、上記収音手段からの送話側音声信号より周囲雑音レベルを計算する周囲雑音レベル計算手段と、上記送話側音声信号より音声電力を計算する送話側電力計算手段と、上記発音手段に送られる受話側音声信号より音声電力を計算する受話側電力計算手段と、上記送話側電力計算手段からの音声電力と、上記受話側電力計算手段からの音声電力とに基づいて、エコー抑圧量を計算するエコー抑圧量計算手段と、このエコー抑圧量計算手段からの出力及び上記周囲雑音レベル計算手段からの出力に基づいて、上記送話側音声信号に対して音量抑圧を行うエコー抑圧手段とを有することを特徴とするエコー抑圧装置。
IPC (2件):
H04B 7/015 ,  H04B 3/20
FI (2件):
H04B 7/015 ,  H04B 3/20

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