特許
J-GLOBAL ID:200903026578084376

スペクトラム拡散された信号の復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-198690
公開番号(公開出願番号):特開2001-028556
出願日: 1999年07月13日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】 スペクトラム拡散された信号の復調装置において、搬送波周波数に混合する発振周波数の許容範囲が広くでき、相関値ピークを短時間で検出する。【解決手段】 受信信号中の拡散符号と同じ拡散符号の拡散符号発生器4と、受信信号中の拡散符号と生成拡散符号との符号同期回路13と、同期した拡散符号を用いた受信信号の逆拡散回路14とを有する復調回路30とを備える復調装置の符号同期回路13に、受信信号中の拡散符号と生成拡散符号との相関値をとる相関器3A,3Bを設け、この相関器は相関値を求める際に拡散符号の1周期を複数に分割する拡散符号の分割回路と、分割した各区間の相関値の絶対値を求める絶対値演算回路と、各分割区間の絶対値を拡散符号の1周期分加算する加算回路とから構成し、加算した相関値を観測することにより受信信号の搬送波周波数に一致する発振周波数を搬送波周波数発生器2で発生させる。
請求項(抜粋):
スペクトラム拡散された信号を受信して復調する復調装置であって、受信信号に含まれる拡散符号と同じ拡散符号を発生する拡散符号の発生器と、受信信号中の拡散符号と前記拡散符号の発生器が発生した拡散符号との相関をとる相関器と、この相関器から出力される相関値に応じて前記拡散符号の発生器で発生させる拡散符号と前記受信信号中の拡散符号との同期をとる同期制御回路と、同期された拡散符号によって受信信号を逆拡散する逆拡散回路と、逆拡散された受信信号を復調する復調回路とを備える復調装置において、前記相関器に、前記拡散符号の発生器で発生させた拡散符号の1周期を複数に分割する拡散符号の分割手段と、分割したそれぞれの区間の部分相関値を算出する部分相関値算出手段と、前記部分相関値の絶対値を求める絶対値演算手段と、各分割区間の前記絶対値を前記拡散符号の1周期分加算して相関値を算出する加算手段とを設け、前記同期制御回路が前記加算手段からの相関値を観測することにより前記拡散符号の発生器で発生させる拡散符号と前記受信信号中の拡散符号との同期をとることを特徴とするスペクトラム拡散された信号の復調装置。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C
Fターム (10件):
5K022EE02 ,  5K022EE33 ,  5K022EE36 ,  5K047AA02 ,  5K047BB01 ,  5K047GG34 ,  5K047HH15 ,  5K047MM12 ,  5K047MM33 ,  5K047MM49

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