特許
J-GLOBAL ID:200903026587173101
粘弾性特性値測定方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
大和田 和美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-176596
公開番号(公開出願番号):特開2001-356086
出願日: 2000年06月13日
公開日(公表日): 2001年12月26日
要約:
【要約】【課題】 応力棒の粘弾性特性を考慮して、試験片そのものの正確な粘弾性特性値を得る。【解決手段】 スプリットホプキンソン棒を用いた粘弾性特性値測定装置において、入力棒3に第一ひずみゲージ7及び第二ひずみゲージ9を取り付け、試験片20を挟んで連接する出力棒5に第三ひずみゲージ11及び第四ひずみゲージ13を取り付けている。上記各ひずみゲージにより、ひずみ波を測定し、上記測定した各ひずみ波の時刻歴を用いて、入力棒および出力棒の粘弾性定数を算入して、応力棒端部におけるひずみ波の時刻歴を推定し、上記推定されたひずみ波の時刻歴から、試験片20のひずみ速度、ひずみ、応力の各時刻歴を算出することにより、応力-ひずみ曲線を決定し、これにより粘弾性特性値を算出する。
請求項(抜粋):
粘弾性材料からなる試験片を挟持するため直線上に配置された粘弾性材料からなる入力棒及び出力棒と、この入力棒に取り付けられた第一ひずみゲージ及び第二ひずみゲージと、出力棒に取り付けられた第三ひずみゲージ及び第四ひずみゲージとを備え、上記入力棒の前端が打撃された時に入力棒に生じる入射ひずみ波と反射ひずみ波が上記第一ひずみゲージと第二ひずみゲージで測定され、入力棒より試験片を経て出力棒に伝わる透過ひずみ波が上記第三ひずみゲージ及び第四ひずみゲージによって測定される粘弾性特性値測定装置を用い、上記各ひずみゲージにより、上記各ひずみ波を測定し、上記測定した各ひずみ波の時刻歴を用いて、入力棒および出力棒の粘弾性定数を算入して、入力棒後端における入射ひずみ波時刻歴、入力棒後端における反射ひずみ波時刻歴、及び出力棒前端における透過ひずみ波時刻歴を推定し、上記推定された入射ひずみ波時刻歴、反射ひずみ波時刻歴、及び透過ひずみ波時刻歴から、試験片のひずみ速度時刻歴、ひずみ時刻歴及び応力時刻歴を算出することにより、応力-ひずみ曲線を決定し、上記応力-ひずみ曲線から、ヤング率、損失係数等の粘弾性特性値を算出していることを特徴とする粘弾性特性値測定方法。
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