特許
J-GLOBAL ID:200903026588167628

電力合成増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-172375
公開番号(公開出願番号):特開平11-017469
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】2つの増幅器の出力レベル差が生じても、不平衡電力を所定値以下に抑えて最適な合成出力が得られるようにする。【解決手段】減衰量制御手段7の判定部71は、不平衡電力の検波出力Vuおよび合成電力の検波出力Voの変動状態を監視し、不平衡電力が増大し且つ合成電力が増大しない場合、FET増幅部3a,3bに出力レベル差が生じたと判定して探索制御部72を動作させる。探索制御部72は、可変減衰部2aおよび2bの減衰量を設定値を基準にしてそれぞれ微量増減させ、減衰量に対する検波出力Vuおよび検波出力Voの変動をそれぞれ記憶する。その後、減衰量に対する検波出力Vuおよび検波出力Voの変動状態を読み出して解析し、不平衡電力が所定値以下であり、且つ合成出力が最大になる減衰量を設定して可変減衰部2a,2bをそれぞれ制御する。
請求項(抜粋):
2分岐された入力信号をそれぞれ増幅する第1および第2の増幅部の出力をハイブリッドにより合成する電力合成増幅器において、前記第1および第2の増幅部の入力側にそれぞれ設けられる第1および第2の可変減衰部と、前記ハイブリッドから出力される不平衡電力を検出する検波器と、前記ハイブリッドから出力される合成電力を検出する検波器と、前記不平衡電力の検波出力および前記合成電力の検波出力に基づき前記第1および第2の可変減衰部の減衰量を制御する減衰量制御手段とを備え、前記減衰量制御手段は、前記不平衡電力の検波出力および前記合成電力の検波出力をそれぞれ受けて前記第1および第2の増幅部に出力レベル差が生じたか否かを判定し、この判定結果に応じて前記可変減衰部の減衰量を制御することを特徴とする電力合成増幅器。
IPC (2件):
H03F 3/68 ,  H03G 3/30
FI (2件):
H03F 3/68 B ,  H03G 3/30 E

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