特許

J-GLOBAL ID：200903026588616708

潜像転写用電子写真感光体

発明者： 吉川 雅夫 ,  近藤 浩 ,  山口 剛男 ,  鈴木 哲郎
出願人/特許権者： 株式会社リコー
代理人 (1件)： 池浦 敏明 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-071538
公開番号（公開出願番号）：特開平8-146631
出願日： 1994年03月16日
公開日（公表日）： 1996年06月07日
要約：

【要約】 (修正有)【構成】 潜像転写方式の電子写真法に用いられる電子写真感光体において、導電性基体上に直接または下引き層を介して単層の有機感光層を設けてなり、その感光層は、少なくとも粒子状で(1)で表わされるチタニルフタロシアニン又は(2)で表わされる無金属フタロシアニンと有機正孔輸送物質が結着剤中に分散されたものである潜像転写用電子写真感光体。【効果】 少なくとも粒子状のチタニルフタロシアニン又は無金属フタロシアニンと有機正孔輸送物質と結着剤中に分散され、あるいは更に加えて有機アクセプタ性化合物が添加された構成からなるので、帯電性に優れると共に高感度であり、潜像転写電位が高くとれる。輸送物質として特定の化合物を用いると有効。

請求項（抜粋）：

電子写真感光体上に静電潜像を形成した後に、該感光体の表面側に静電記録体を接触させ、該感光体と該静電記録体の間に電圧を印加して静電記録体上に感光体に対応した静電潜像を転写し、しかる後該静電記録体上の静電潜像を可視化する潜像転写方式の電子写真法に用いられる電子写真感光体において、導電性基体上に直接または下引き層を介して単層の有機感光層を設けてなり、その感光層は、少なくとも粒子状で下記の化学構造式(1)で表わされるチタニルフタロシアニン又は下記の化学構造式(2)で表わされる無金属フタロシアニンと有機正孔輸送物質が結着剤中に分散されたものであることを特徴とする潜像転写用電子写真感光体。【化1】【化2】

IPC (5件)：

G03G 5/06 371 ,  G03G 5/06 312 ,  G03G 5/06 313 ,  G03G 5/06 319 ,  G03G 5/05 104