特許
J-GLOBAL ID:200903026599535670

粉状粒子焼結体の焼結度評価法及びその製造のための焼結操業管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-228686
公開番号(公開出願番号):特開平6-228664
出願日: 1991年08月14日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、原料の塩基度調整、原料粒度の調整、また最適焼結温度の判断等の操業管理指標となり、現在の焼結操業のより安定化をはかる強度評価方法ならびに操業管理方法を提供する。【構成】 粉状粒子を原料とする焼結体を樹脂等で固め、研磨により得られた断面組織像をグレイレベルまたは反射輝度レベルから空隙と固体部に分離し、空隙については面積率(ε)および円相当径(dε)、固体部は円相当径(ds)、(周長)2 /面積の比(L2 /S)を求め、これら指数の中から空隙および固体部について、少なくとも一つずつの二つ以上の指数を用いて焼結度の評価を行なう。
請求項(抜粋):
粒度分布を有する粉状粒子を原料とする焼結体の強度評価において、評価対象とする焼結体を樹脂、パラフィン、またはセメントを接着剤として固めた後研磨し、その研磨面を観察して得られる断面組織像をグレイレベルあるいは反射輝度レベルによって空隙と固体部に分離し、空隙については面積率(ε)及び/または円相当径(dε)を、固体部については円相当径(ds)、及び/または(周長) 2/面積すなわち(L 2/S)を求め、これら四つの指数の中から空隙及び固体部について、それぞれ少なくとも一つづつ、合計二つ以上の指数を用いて焼結度の評価を行なうことを特徴とする粉状粒子焼結体の焼結度評価法。

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