特許
J-GLOBAL ID:200903026601836313

回動部材の支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綿貫 隆夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-006214
公開番号(公開出願番号):特開平9-196045
出願日: 1996年01月18日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 回動軸方向に力が作用しても抜脱し難く、またガタの少ない回動部材の支持構造を提供する【解決手段】 カセットホルダ50の各支持アーム52に設けられたシャフト10は弾性合成樹脂材料で形成され、周面には一対の位置決め壁14を有する。フロントパネル56の各軸受部12は互いの対向面が一対の位置決め壁14の間隔だけ離間する第1、第2の軸受壁18、20を有し、第1の軸受壁18には第1の切欠部22が、また第2の軸受壁20にはガイド面24が形成される。ガイド面24には第2の切欠部26が第1の切欠部22の奥壁部22aと対向して凹設される。カセットホルダ50は、第1の切欠部22に一方の端部が挿入され、かつ他方の端部がガイド面24上に載置された各シャフト10が、弾性変形が戻った状態で他方の端部が第2の切欠部26に嵌合し、奥壁部22aと第2の切欠部26との間で挟持される。
請求項(抜粋):
2本の支持アームを有し、該各支持アームには各々の軸線が同一直線上となるシャフトが突設された回動部材を、基台に設けられた2つの軸受部に前記シャフトを嵌合させて該基台に対して回動自在に支持する回動部材の支持構造において、前記シャフトは弾性を有する合成樹脂材料を用いて形成されると共に、中間部分の周面には所定の間隔を開けて一対の位置決め壁が形成され、前記各軸受部は、互いの対向面が前記一対の位置決め壁の間隔だけ離間する第1の軸受壁と第2の軸受壁とを有し、該第1の軸受壁には、前記シャフトの一方の端部の直径に合わせた幅で延びる第1の切欠部が形成され、前記第2の軸受壁には、前記第1の切欠部の延び方向に沿ってガイド面が形成されると共に、該ガイド面には前記シャフトの他方の端部が嵌合可能な第2の切欠部が第1の切欠部の奥壁部と対向して凹設され、前記回動部材は、前記各軸受部の前記第1の切欠部に前記一方の端部が挿入されると共に、他方の端部が前記ガイド面上に載置された前記各シャフトが、前記第1の切欠部の奥方向に移動されて弾性変形状態から弾性変形が戻った状態で他方の端部が前記第2の切欠部に嵌合し、第1の切欠部の前記奥壁部と第2の切欠部との間で挟持されて回動自在に支持されることを特徴とする回動部材の支持構造。
IPC (3件):
F16C 11/04 ,  G11B 33/02 502 ,  H05K 5/03
FI (3件):
F16C 11/04 G ,  G11B 33/02 502 B ,  H05K 5/03 C

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