特許
J-GLOBAL ID:200903026603748047

圧電セラミックス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-083469
公開番号(公開出願番号):特開2003-277143
出願日: 2002年03月25日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】電気機械結合係数が高く且つ周波数定数および電気機械結合係数の温度安定性の高い圧電セラミックスを提供する。【解決手段】第1層16は120(°C)程度の第1温度付近で電気機械結合係数の極大値および周波数定数の極小値を有する一方、第2層18は25(°C)程度の第2温度付近で電気機械結合係数の極大値を50(°C)程度の温度付近で周波数定数の極小値を有するので、素子10の温度が第1温度から第2温度に向かって変化する際には、温度が変化するに従って第1層16の特性値が極値から外れると共に、第2層18の特性値が極値に近づくこととなる。そのため、これらの変化が互いに緩和されることに基づき、第1温度前後から第2温度前後までの広範囲に亘って、特性値の温度安定性が高められる。また、第1層16および第2層18はそれぞれ第1温度および第2温度においてMPB上の組成とされるので、電気機械結合係数が高い値で安定する。
請求項(抜粋):
組成および温度の二次元相平衡図において温度軸に対して傾斜したモルフォトロピック相境界(MPB)を有し且つ所定の第1温度でそのMPB上に位置することとなる固溶割合の第1固溶体から成る第1層と、組成および温度の二次元相平衡図において温度軸に対して傾斜したMPBを有し且つ前記第1温度とは異なる所定の第2温度でそのMPB上に位置することとなる固溶割合の第2固溶体から成り、前記第1層に積層された第2層とを、含むことを特徴とする圧電セラミックス。
IPC (2件):
C04B 35/46 ,  H01L 41/187
FI (4件):
C04B 35/46 J ,  H01L 41/18 101 J ,  H01L 41/18 101 F ,  H01L 41/18 101 D
Fターム (25件):
4G031AA01 ,  4G031AA03 ,  4G031AA06 ,  4G031AA07 ,  4G031AA11 ,  4G031AA12 ,  4G031AA14 ,  4G031AA15 ,  4G031AA18 ,  4G031AA19 ,  4G031AA21 ,  4G031AA22 ,  4G031AA24 ,  4G031AA26 ,  4G031AA27 ,  4G031AA32 ,  4G031AA35 ,  4G031BA10 ,  4G031CA01 ,  4G031CA03 ,  4G031CA08 ,  4G031GA01 ,  4G031GA06 ,  4G031GA11 ,  4G031GA14

前のページに戻る