特許
J-GLOBAL ID:200903026604537856

オートクラッチ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-296245
公開番号(公開出願番号):特開平9-112589
出願日: 1995年10月18日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 オートクラッチ車では、発進時にクラッチを半クラッチに制御する必要があるが、そのクラッチ位置(半クラッチ点)はコントローラ内に設定してある。クラッチに撓みや磨耗が生じてない正常状態では、設定半クラッチ点に制御すれば半クラッチ状態となるが、正常状態ではなくなると、実際の半クラッチ点よりずれて来て、クラッチ係合量が適切ではなくなる。クラッチ係合量が少なすぎる場合は、クラッチ滑りが大となり、エンジンが吹け上がる。多過ぎる場合は、車両にショックを与え、スムーズな発進が出来ない。【解決手段】 発進時には、まず従来と同様にクラッチ係合量決定マップによってクラッチ係合量を決定しておくが、エンジン加速度を監視しながら、係合量補正マップによってクラッチ係合量を補正する。すると、たとえ設定半クラッチ点が実際の半クラッチ点からずれて来たとしても、クラッチ係合量が適切なものとされ、クラッチ滑りやショックを生ずることがなくなる。
請求項(抜粋):
クラッチがクラッチアクチュエータにより自動制御されるオートクラッチ制御装置において、エンジン回転センサと、インプットシャフト回転センサと、クラッチ係合量決定マップを記憶する手段と、係合量補正マップを記憶する手段と、検出したエンジン回転数およびインプットシャフト回転数を基にクラッチ係合量が適切か否かを判断し、不適切と判断された場合は前記係合量補正マップにより、前記クラッチ係合量決定マップで決定された係合量を補正して、前記クラッチアクチュエータを制御する制御手段とを具えたことを特徴とするオートクラッチ制御装置。
IPC (2件):
F16D 25/14 640 ,  F16D 25/14
FI (2件):
F16D 25/14 640 J ,  F16D 25/14 640 C
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開平3-041223
  • 特開平4-050516
  • 特開平2-159422
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