特許
J-GLOBAL ID:200903026607957660

誘導加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-276926
公開番号(公開出願番号):特開平9-097673
出願日: 1995年09月30日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 鉄心を用いる誘導加熱装置の高効率化および熱の有効利用を図る。【解決手段】 励磁装置4の鉄心2およびコイル3と本体ケーシング1の間に耐熱性断熱材9を挿入し、磁極の端部を除く鉄心2の周囲およびコイル3の周囲を耐熱性断熱材9によって覆う。また、本体ケーシング1の上部に、鉄心2の両磁極の端面だけを表に出して励磁装置4および耐熱性断熱材9を密封するよう面一に表面部材5を設け、鉄心2と被加熱体6との間にトッププレート10を配置する。コイル3には、ガラス被覆電線,セラミック被覆電線等、耐熱温度が350C〜400Cの耐熱電線を用い、表面部材5には、ガラス板,セラミック板,耐熱性の樹脂等を用い、トッププレート10には、熱伝達性に優れた銅などの金属を用いる。また、電磁グリル等に使用する場合は、被加熱体6に鉄板などを用い、被加熱体6を鉄心2に直接接触させる。
請求項(抜粋):
鉄心とコイルからなり前記コイルに交番電流を印加することにより交番磁束を発生する励磁装置を用いて被加熱体を誘導加熱する誘導加熱装置において、前記励磁装置のコイルに耐熱電線を用いるとともに、前記励磁装置の鉄心とコイルを耐熱性断熱材で覆い、前記鉄心と前記被加熱体の間に金属製のトッププレートを配置して、前記鉄心および前記コイルで発生する熱を前記鉄心と前記トッププレートとの直接接触による熱伝達を利用して前記被加熱体に伝達することを特徴とする誘導加熱装置。

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