特許
J-GLOBAL ID:200903026608264129

整流子およびそれを用いた燃料ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-011622
公開番号(公開出願番号):特開2000-208224
出願日: 1999年01月20日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】 加熱により電機子の巻線と端子部材とを電気的に接続しても摺動部材と端子部材との接続を保持し、かつ液体中に浸漬しても接続材から摺動部材が剥離しない整流子およびそれを用いた燃料ポンプを提供する。【解決手段】 整流子50の各セグメント60を構成する摺動部材51と端子部材54とは導電性接着剤を用いた接続材57により整流子50の回転軸と直交する方向に沿って電気的に接続されている。摺動部材51は、整流子の50の回転軸と直交する方向に異方性を有する天然カーボンを加圧して成形される。加圧後の加圧方向における天然カーボンの膨潤率は約0.2%になり、接続材57とほぼ等しくなる。燃料中に浸漬された状態で摺動部材51および接続材57が接続面においてほぼ同じ割合で膨潤するので、接続材57から摺動部材51が剥離せず摺動部材51と端子部材54とを接続材57が確実に接続することができる。
請求項(抜粋):
互いに電気的に絶縁されている複数のセグメントを備える整流子であって、前記セグメントは、異方性を有するカーボン材で形成されブラシと摺動する摺動部材と、電機子の巻線と電気的に接続する端子部材と、前記摺動部材と前記端子部材とを電気的に接続する導電性接着剤を用いた接続材とを有し、前記摺動部材は加圧することにより加圧方向において前記接続材とほぼ等しい膨潤率を有し、前記摺動部材と前記端子部材とは前記摺動部材の加圧方向に沿って前記接続材により電気的に接続されていることを特徴とする整流子。
IPC (2件):
H01R 39/26 ,  F02M 37/08
FI (2件):
H01R 39/26 ,  F02M 37/08 E

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