特許
J-GLOBAL ID:200903026609630609

標的核酸の検出方法およびそのためのキット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 正孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-222600
公開番号(公開出願番号):特開平7-075599
出願日: 1993年09月07日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【構成】 標的核酸を含む検査試料を変性して核酸を1本鎖化し、その核酸の十鎖と一鎖とを、プローブ核酸或いはプライマー核酸が固定化された固体担体を使用して固-液分離により分離し、分離された1本鎖DNAを、そのDNAがハイブリダイズするハイブリッド形成領域を有するクロマトグラフ媒体に展開させて標的核酸の有無を検知することによる標的核酸の検出方法およびそのためのキット。【効果】 検査試料中の標的核酸の有無を、高感度、短時間に且つ簡便に検出することができる。特に本発明はPCR法と組合せることによりその効果が確実に達成される。
請求項(抜粋):
(1)標的核酸の十鎖或いは一鎖とハイブリダイズ可能なヌクレオチド配列が固定化されたハイブリッド形成領域を有するクロマトグラフ媒体を準備し、(2)また標的核酸の十鎖或いは一鎖とハイブリダイズ可能な1本鎖のプローブ核酸或いはプライマー核酸が固定化された水不溶性固体担体を準備し、(3)検査試料を変性し、含有されている標的核酸またはその断片を1本鎖化し、前記(2)の水不溶性固体担体と接触させ、必要に応じてこれを増幅し、次いで該水不溶性固体担体を固-液分離することによって標的核酸、その断片またはその増幅産物の十鎖および一鎖を互いに分離し、(4)前記(3)で分離された十鎖または一鎖を前記(1)のクロマトグラフ媒体に展開させ、そして(5)そのクロマトグラフ媒体の予め決められたハイブリッド形成領域においてハイブリダイズされた標的核酸の有無を検知する、ことを特徴とする検査試料中の標的核酸の検出方法。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09 ,  G01N 33/50
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-174698
  • 特開平3-043099
  • 特表平3-502167

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