特許
J-GLOBAL ID:200903026630688315

保温ポットの転倒時の漏水防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-056761
公開番号(公開出願番号):特開平10-314029
出願日: 1998年03月09日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】保温ポットを転倒させたときには、湯室内の湯が外部へ流出しない漏水防止構造とする。【解決手段】蒸気逃げ路10への流出口12,26の周囲に臨んで弁座を形成し、この弁座に蒸気小孔15を設けた蒸気弁体14を上下動自在に取り付けて前記流出口12,26を覆蓋する。而して、前記蒸気弁体14は、保温ポット13,16,22の自立状態では自重又は椀状に成形することによって降下して蒸気小孔15を蒸気逃げ路10の流出口12,26と連通させて開弁状態にし、保温ポットの転倒状態では湯室19内の湯に蒸気弁体14が押されて蒸気小孔15を閉塞すると共に、流出口12,26に密着し、これを閉塞するものである。また蒸気逃げ路10は、複数の区画室18a〜18dが形成され、相隣接する区画室がジグザグ状に連通してなるものである。
請求項(抜粋):
湯室の上方に、蒸気逃げ路を設けた保温ポットにおいて、蒸気逃げ路への流出口の周囲に臨んで弁座を形成し、該弁座に蒸気小孔を設けた蒸気弁体を上下動自在に取り付けて前記流出口を覆蓋して成り、前記蒸気弁体は、保温ポットの自立状態では自重によって降下して蒸気小孔を蒸気逃げ路の流出口と連通させて開弁状態にし、保温ポットの転倒状態では湯室内の湯に押されて流出口に密着し、これを閉塞するものであることを特徴とする保温ポットの転倒時の漏水防止構造。

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