特許
J-GLOBAL ID:200903026633601210

ボールペンチップの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-362411
公開番号(公開出願番号):特開2001-171280
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 ボール径が0.2〜0.6mmの油性インキ用ボールペンチップにおいて、ボールとカシメ部内壁面間の隙間を適切なクリアランスにすることにより、インキ流出量及び描線濃度を確保し、良好な品質の油性ボールペンを得る。【解決手段】 カシメ加工により、ホルダー4先端部を内方へ縮径させた後、タタキツールによりボール1を先端より押圧することで、ボール抱持部5底面に、ボール1の曲率と同等な曲率形状を有したボール受座面7を形成すると同時に、ボール1とカシメ部内壁面6との間に適切なクリアランスTをつくる事により、油性ボールペン性能に必要なインキ流出量及び描線濃度を得る。
請求項(抜粋):
先端に筆記部となるボール1が外部に臨出するように回転可能に抜け止めされており、ボール抱持部5の底面中心に開けられたインキ誘導孔2と、それを中心として放射状に配置された複数本の放射状溝3を有しており、ボール1及びホルダー4とから構成されて成るボールペンチップの製造方法において、ホルダー4先端部を内方へ縮径させることにより、ホルダー4先端部内周面にボール1の曲率と同等な曲率を持ち、全周にわたってある一定の幅Sを有したカシメ部内壁面6を形成するカシメ加工を施した後に、ボール1を先端より押圧し、ボール1の曲率をボール抱持部5底面に転写させて、ボール受座7を形成させるタタキ工程を入れることにより、ボールの縦ガタCを5〜30μ有することを特徴とした、ボール径が0.2〜0.6mmの油性インキ用ボールペンチップの製造方法。
Fターム (7件):
2C350GA03 ,  2C350HA10 ,  2C350HA12 ,  2C350HA13 ,  2C350NA00 ,  2C350NE01 ,  2C350NE05
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ボールペン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-160441   出願人:三菱鉛筆株式会社
  • 特開平2-261698
  • 特開昭53-082532
審査官引用 (2件)
  • ボールペン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-160441   出願人:三菱鉛筆株式会社
  • 特開平2-261698

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