特許
J-GLOBAL ID:200903026637135532

浄化槽及びその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220626
公開番号(公開出願番号):特開平8-084995
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 生物反応槽にかかる負荷を均一にしつつ曝気と濾過を効率よく行う。【構成】 廃水の移行はセンサが最高水位( H.W.L.)を検知した時点、或いは一定量の廃水の移送が終了した時点で、ポンプが停止することによって行われ、この廃水の移行終了時点から所定時間は曝気装置も膜分離装置も運転せずに、一定水位を維持したまま、嫌気性処理を行う。この後、曝気装置と膜分離装置の運転を同時に開始し、最低水位(L.W.L.)になった時点で膜分離装置の濾過運転を停止し、膜分離のために確保した濾過時間が終了すると同時に廃水のバッチ移行を開始する。そして、最高水位( H.W.L.)となった時点、或いは一定量の廃水の移送が終了した時点で廃水のバッチ移行停止と曝気装置の運転停止を同時に行う。
請求項(抜粋):
曝気装置を配置した生物反応室と、この生物反応室内へ流入する廃水の量を調整するための流量調整部と、この流量調整部内の廃水を生物反応室へ移行する移行手段と、生物反応室内の廃水を透過液と保持液に分離する膜分離装置とを備えた浄化槽において、この浄化槽は前記生物反応室内の最低水位(L.W.L.)と最高水位( H.W.L.)を検知する水位検知手段を備え、前記水位検知手段と前記移行手段によって前記生物反応室内の水位が最低水位(L.W.L.)と最高水位( H.W.L.)の範囲内に収まるように制御し、かつ前記水位検知手段によって前記生物反応室内の最低水位(L.W.L.)の信号を受けた後、一定時間または一定量もしくは最高水位( H.W.L.)になるまで廃水の移行運転を制御するとともに、前記移行運転停止から一定時間経過後、曝気運転及び濾過運転を開始するよう制御する制御部を備えたことを特徴とする浄化槽。
IPC (5件):
C02F 3/00 ZAB ,  B01D 21/02 ,  C02F 1/44 ,  C02F 1/00 ,  C02F 3/12 ZAB

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