特許
J-GLOBAL ID:200903026638466397

列車接近警報装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-178010
公開番号(公開出願番号):特開平8-040272
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 複数の列車軌道を有する線路で保線工事等を行う場合に、列車の接近を迅速に検知して確実に報知すると共に、無線免許を必要としない構成とする。【構成】 線路に沿って所定間隔(約500m)で多数の列車検知センサ6を固定的に配置する。センサ6は、投光器7と受光器8とからなり、複数の列車軌道を挟んで対向するように配置する。水平方向の2本の光軸L1,L2により進行方向の検出もできる。センサ6は、互いに既設の電話回線5に接続される。受光器8には音声信号発生回路23が設けられ、列車接近の検知信号を受信すると電波信号で警報出力を行う。携帯形受信器30は、工事地点で作業者が携帯するようになっており、警報信号を受信するとスピーカ30bから音声により列車の接近を進行方向と共に報知する。
請求項(抜粋):
複数の列車軌道が敷設された線路の特定領域に接近する列車を検出してその特定領域内の作業者に報知するようにした列車接近警報装置において、前記線路に沿って前記特定領域から両方向に所定距離以上離れた地点に設けられるものであって、前記複数の列車軌道を挟んで対向配置され列車の通行方向に沿って設定される複数の光軸を有する一対の投光器および受光器と、その受光器における各光軸の受光状態の変化とその変化の順序に応じて前記複数の列車軌道のいずれかを通過する列車の有無およびその進行方向を検出する検出手段とからなる複数の列車検知センサと、前記特定領域に対応して配置され、前記複数の列車検知センサと信号ケーブルを介して接続されるものであって、いずれかの列車検知センサから通過列車検出の信号を受信するとその列車の進行方向を示す電波信号を発信する中継器と、この中継器からの電波信号を受信すると前記通過列車が接近していることをその進行方向の情報と共に音声として出力する携帯形の受信装置とを設けて構成したことを特徴とする列車接近警報装置。
IPC (4件):
B61L 23/06 ,  G01V 8/20 ,  G08B 13/183 ,  H03K 17/78
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 保線作業用警報装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-253876   出願人:旭電子応用機器株式会社
  • 特開平4-100777
  • 特開昭60-113769

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