塗料組成物

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：西教圭一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-218724
公開番号（公開出願番号）：特開平7-070484
出願日： 1993年09月02日
公開日（公表日）： 1995年03月14日
要約：

【要約】【目的】金属基材を腐食することがなく、合成樹脂とハイブリット化のできる良好な密着性、耐食性、耐熱性を有する水溶性金属リン酸塩系の塗料組成物。【構成】水溶性の多価金属リン酸塩と、多価金属の酸化物および/または水酸化物と、ホウ酸および/またはホウ酸塩と、合成樹脂とを含む。

請求項（抜粋）：

水溶性の多価金属リン酸塩(A)と、多価金属の酸化物および/または水酸化物(B)と、ホウ酸および/またはホウ酸塩(C)と合成樹脂(D)とを次の割合で含むことを特徴とする塗料組成物。(A)水溶性の多価金属リン酸塩は、M(H2PO4)x で表されるオルソ第1リン酸塩とM2(H2P2O7)x とで表される酸性ピロリン酸塩の中から選ばれた1種または2種以上の水溶性多価金属リン酸塩の単独または混合物であり、全組成物中の濃度が固形分で1〜40%である。ここでMは、X価の金属を示す。(B)多価金属の酸化物および/または水酸化物は、R2OyとR(OH)y とで示される1種または2種以上の多価金属の酸化物および/または水酸化物の単独または混合物であり、(A)を構成する金属原子のモル数とその価数との積の和をΣMi、リン原子のモル数の和をΣPiとし、(B)を構成する金属原子のモル数とその価数との積の和をΣNiとするとき、(A)と(B)との混合割合が式(1)で示す範囲内である。 (ΣMi+ΣNi)/ΣPi=1〜2 ...(1)ここでRは、Y価の金属を示す。(C)ホウ酸および/またはホウ酸塩の混合割合は、B2O3として、(A)の固形分100重量部に対して、1〜50重量部である。(D)合成樹脂の混合割合は、(A)の固形分100重量部に対して、10〜200重量部である。

引用特許：

審査官引用 (5件)

特開昭57-164161
特開昭49-106534
特開昭57-012858

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